郡上もりのこ鍼灸院
院長の加藤祐里です。
第1反抗期と呼ばれる
イヤイヤ連発の‘魔の2歳児’
これは、親がこうしなさい、と
言うことに対して
自分はこうしたいという
自己主張ができるようになったから。
ですが、同じくらい
大人の顔色を伺って
褒められるような
良い子でいたい、
お母さんに喜んでもらえるような
偉い子でいたいという
気持ちも出てきます。
そんなときに下の子が産まれたりすれば
なおのこと
「さすが、お姉ちゃんだね~」なんて
言われたら、すごく誇り高い反面
本当は甘えたいし
もっとかまって欲しいし
わがまま言いたいし
おもちゃも散らかしほうだい遊びたいし
いつまでも寝たくないし
歯磨きもしたくない
そんな、もう一人の‘悪い’自分を
制して、褒められたい、役に立ちたい
‘優等生’の自分もいます。
大人になって
頑張りすぎで疲れてしまっている人は
小さな時から、
まわりから褒められて
役にたつような自分でいることが長すぎて
自分は本当はどうしたいのか
分からなくなってしまっていたり
‘悪い’自分を閉じ込めてきた
心の壁を空けるのが苦手なようです。
誰かにすごいね~と褒められるような
自分でいるために
頑張りすぎた結果
いつも体の力が抜けなくて
自分の身体を一番にいたわってあげることが
難しくなってしまいます。
「…すべき」が口癖の
義務や責任の生き方から
「…したい」で生きられますように。