食べ過ぎると冷える。冷えるから食べ過ぎる。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院
院長の加藤祐里です。

妊婦さんのための体重管理ネタ
パート3。

たまたま、かもしれないですが
最近お会いした体重管理を失敗した
妊婦さんに共通していたのが

「ゆっくりお風呂に浸かっていない」

冷え取り健康法では
「食べ過ぎは冷えの元。
冷えているから、食べ過ぎる」と
言われています。

現役麻酔科医のまきちゃん先生も
糖尿病の既往のある手術前の患者さんは
絶対に「手術が終わったらいつから
ご飯を食べれますか?」と質問するって
言っていました。

それも冷えているからだって。

妊娠中に太りすぎる人は
(ひょっとしたら見た目には分からないけど
摂食障害を起こしている人も)
「食べる」ことがタバコやお酒のように
中毒になっているのかもしれません。

一日中、食べることに心が奪われていて
食べられないと、すごくイライラして
気分が落ち着かない。

一口食べるととても幸福感に満ちる。
頭ではダメと分かっているから
一度、失敗した時の罪悪感も強く
適度な量で止めることができない。

中毒を起こすほど度を越した欲求の
背景には必ずストレスがあります。

我慢さえできればいいというものでなくて
ストレスを抱えている環境や自分の考え方のクセ、
人間関係、夫や肉親との関係など
「自分はどう生きたいのか?」と
自分の根本的な部分と向き合わないと

満たされない自分の心を
いつまでも無視し続けることになります。

冷えは身体だけでなくて
心も冷えます。

自分に自信がない。

いつも不安。今の出来事より
起きてもいない先のことが不安。

頭でっかち。

理想が高く、いつも自分にダメだして
ガンバらないとと力が入っている。

「でも、だって」と言い訳が多く

勧めたことを始めるのも遅い。

「私は忙しい」が口癖。

妊娠前からお風呂にゆっくり入って
身体と心をじんわりと緩める習慣がないと
思考まで冷えて硬くなるのでしょうか?

母体の心の冷えは赤ちゃんも冷やします。

心のことは自分ではなかなか
変えられないけれど

身体を緩めれば、心も変わります。

毎日、お風呂に浸かりましょう。
(ぬるめ、少な目が長く入るコツです)

できないときは足湯や湯たんぽで
下半身を温めましょう。

化繊や締め付ける素材のタイツより
絹などの自然素材のレギンス、くつした、
腹巻に変えましょう。

安静の指示がなければ
毎日最低1時間は歩かないと
筋肉が弱って、身体の熱を作ることができません。

食事はよく噛んで。
麺類、パンが多くないですか?

周りに気楽に話せるような
友人がいないようなら
マタニティーヨガに通ったりして
仲間を見つけましょう。

それもないなら
妊婦さんの施術ができる
針灸院や整体、アロマサロンなどで
定期的にメンテナンスを受けてみるのも
お勧めです。