母乳育児は産む前からはじまっている。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院
院長の加藤祐里です。

先々回のこの記事
名古屋在住の助産師・坂井喜子さんが
こんなコメントをくださいました。

「これ、本当に必要だと思います。
産まれてからすぐにおっぱいは必要、
生まれてから~、ではスタートが遅れます。

不安なままでは、
あっという間に退院が遅れます。

不安や心配の気持ちから
自信に切り替えることは
結構大変なこと。

妊娠中からおっぱいの仕組みを
知っておくことは
育児を楽しめる一つの方法だと
思います。

私のおっぱいはでない、とか
ミルクの方が好きみたい、とか

私たちはみんな‘哺乳類’ですから(^_^;)

もっと自分のおっぱいに自信を
もってほしいです。

と、おっぱいを熱く語ると
『私、おっぱいにそんなに
こだわっていませんし、
混合でもミルクにしてもいいかなって
思っています』って
あっさり言われてしまいますが…。

わが子のはじめての
食事(栄養)なのだから
こだわったっていいのになぁ…」

ずっと現場にいたので
分かるのですが
後から、頑張ろうと思っても
時期を逃せば後悔しかできないことって
あるんです。

特に今のママさんたちは
メールやったり、検索したり

何年か前にくらべると
今それをしなくてもいいのに、って
ことをすることが増えました。

子育てに限ったことでないですが
今、集中して取り組むべきときに
余計な動きが多すぎます。

今、悩まなくてもいいことを
グダグダ考えて
やれない言い訳ばかりして
本気ださないで時期を逃している人が
とても多くなったと感じます。

確かに生まれて最初の何週間かは
大変な時期もあるけど
そのあとの子育ての手間を
考えたら母乳でなんとかできるって
すごく楽なんです。

もし、今、妊娠していて
ミルクも使って子育てできた方が
楽かも、と少しでも思っているなら
それは間違った思い込みです。

母乳を一滴でもふくませたいと
思っているなら
妊娠中に正しい情報と
自分の母乳ライフを支えてくれる
適切な専門家に話を聞きに行ってください。

自分の産む病院では
それほど母乳の支援を受けられないなら
近くに相談できる助産師に
支援を受けましょう。

いざその時に困ってから
なんとかしようと思っても
遅いですから

妊娠中に電話だけでもかけてみて
生まれたら相談にのってほしいので
よろしくお願いしますと
伝えておけば
何かあってもいつでも
頼れる安心感が違います。

日本助産師会ホームページ