大人こそ、自然のお手当を学んでほしい | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院
院長の加藤祐里です。

私は郡上市の主催する
子育てサポートリーダー養成講座を
受講しています。

生徒さんは一般市民ですが
第一期ということもあって
すでに地域で活躍している

30代から60代の
保育士さん、元・教員、
児童委員、など割とプロの方が多いです。

今日たまたま同じ席についた
60代の女性が
こんな話をしているところに
同席させていただきました。

Aさん「最近、歳で足腰も痛いし、
目もかすむようになってきたわ」

Bさん「食べる方は全く
衰えないんだけど(笑)」

Aさん「白内障かもしれないから
一度、眼科に行こうと思って」

Bさん「だったら、○○眼科がいいわよ。
手術するとよくみえるようになるから」

というところで
思わず口出ししてしまいました(>_<)

「食べてばっかりで
動かないでいたら
糖尿病になりますよ!

白内障は老化でないです。
生活習慣病からおこる
合併症です!

手術してよしでなくて
生活を変えないと
ダメですって!」

相手が素人だったら
だまっているんですが、

Aさん、Bさんも
私より年配のベテランの
医療従事者で患者さんに
糖尿病の生活指導をするような
立場の方だったので
容赦せず言ってしまいました…(-_-;)

先回の講義は
地元の小児科の医師が
地域の医療問題も含めて
子どもの病気の対応などに
ついて話してくれました。

その講義を聴いた感想が
配られたのですが

半分近くの方が
「風邪のひきはじめに
市販の風邪薬を早めに飲んで治す」と
書いていました。

今のおばあちゃん世代は
薬や手術に安易に頼る人が
多いですね?

昔なら、若い人以上に
自然のお手当のことも
詳しくて魔女のように色々な
ことを知っていたはずが

今は逆に
「早く病院に連れて行った方がいい」
「薬を飲ませて
治してあげないとかわいそう」と

逆に不安を煽るような
ことを言います。

テレビのコマーシャルや
健康雑誌には確かに
薬や手術がダメなんて書いてありません。

だけど、大人が一直線に
そこに頼っているようでは
真の健康は手に入りません。

「風邪」なんていう病気はありません。

なので風邪を治す薬もこの世には
存在しません。

一般的な咳・鼻水・発熱の
ほとんどがウイルス性のものですから

抗生物質を飲んでも
意味はありません。

咳や鼻水は体の中で
外から侵入したばい菌と
闘った白血球の死骸。

熱によわいウィルスを
身体の体温をあげることで
殺しています。

どんな症状も意味があって
出ていて、無理にとめるより
出し切ってやることで
自然治癒力を促します。

インフルエンザが流行る季節ですが
普段から足湯、こんにゃく湿布、
半身浴、適度な運動をとりいれて

小食、白砂糖の摂取を減らすなど
養生して過ごすことが大切です。