郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。
「私は何年間も不妊治療を受けてきて
○○治療も何回かして、
針灸やサプリや良いと言われることは
あらゆることもやってきたけど
赤ちゃんができません。
もうあきらめた方がいいですか？」
これまでに何回も聞かれた質問です。
私はこう答えるようにしています
「その産婦人科にいって
主治医の先生に会うのが楽しみ？
毎日、基礎体温を計るのが
うれしくてたまらない？
自分が面倒くさいなぁ、
嫌だな、
よく分からないけど
良いと言われたから行っているだけで
ドキドキもワクワクもしないなら
辞めた方がいいよ」
と言ってます。
毎朝の基礎体温に一喜一憂して
心を振り乱されている方が多いですね。
もともと体温計なんて誤差があって
どんなに厳密にしても
毎日同じ条件で体温なんて測れません。
今の人たちはたいてい不規則な生活で
冷え性だから低体温は当たり前、
真面目に測って基礎体温表を
持ってきてもらっても
あんまりあてにならないし、
腕の良い医師なら基礎体温表を
みなくてもたいていのことは診断できます。
基礎体温を測らないから
正確な診断ができないと
言い訳するような医師なら
替えた方がいいです。
超音波の機械も性能が良くなってきて
子宮内膜の状態や
卵巣の状態も機械でみれば
よく分かるようになってきたので
朝、体温をはかる時間があるなら
ご主人とお布団の中で
ギューッと抱きあう時間に
した方がずっと効果があると思います。
‘赤ちゃんができない私はダメだ’と
今まで自分を責め続けてきて
自分は何のために生まれてきたのだろう、と
自分に自信をなくしてしまっていませんか？
不妊治療を理由にして
諦めてきた趣味や旅行に
どんどん行ってください。
治療を長く受けてきた人などは
ずっと自分さえ我慢すれば…と
耐えてきた歴史が長いので
自分が何をすると楽しくて
自分がワクワクすることも
忘れてしまっていたり、
自分を楽しませることに
罪悪感を抱く人もいるかもしれません。
それは赤ちゃんをあきらめることでなく
自分がこの人生を選んで生まれてきた
魂を喜ばせることにつながります。