徹底して○○を摂らないようにする。 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。

白砂糖の摂りすぎは
陣痛の痛みを強く感じさせます。

糖尿病の患者さんの神経痛が
なかなか治らないのは
針灸業界では当たり前のことです。

糖尿病では神経に異常をきたします。

痛みを伝える神経を麻痺させるので
しびれや痛みの原因になります。

痛みを伝える神経だけでなく
ホルモンを整えたり、
健康を整える自律神経も同様の影響を受けています。

糖尿病で足を切断した話を
聞いたことがある人もいると思いますが

これは糖分の多いドロドロの血液が
細胞への栄養循環を妨げ
身体にできた傷を治りにくくします。

普通であれば痛みとして
認知して何かしようとするのですが
神経が麻痺しているために
気づきにくく知らないうちに
壊死してしまうことが起きます。

足だけではなくて
網膜という目の奥の血管にも
同様の症状が起こりますから

胎盤のような毛細血管の集まる場所でも
高血糖が続いた場合、
小さな壊死が起きてもおかしくありません。
糖尿病についてはこちら

妊娠すると胎盤から出るホルモンが
血糖値を抑えるホルモンの働きを
抑えるので血糖値があがりやすい状態です。

普段はなんの症状がない人も
妊娠そのものの身体への負担に加え、
食べ過ぎ、ストレス、ゴロゴロは
遺伝的な糖尿病の気質を発症しやすくなります。

神経への影響以外にも
血液がどろどろの状態が続けば
子宮へ酸素や栄養を送られにくくなります。

陣痛の時は子宮の血管も収縮して
血流が行き渡りにくくなりますから
さらに子宮内環境が悪化しやすくなります。

白砂糖は作られる過程で
必要なミネラルが奪われ
化学物質が添加され
血糖値が急激に増加しやすい食べ物です。

安い価格の砂糖だけでなく
お菓子、コンビニスイーツ、外食、
ジュース、インスタント食品に
使われている甘味はたいてい白い砂糖。

人の身体に糖分は不可欠ですが
基本はご飯をよく噛んだときに
ほんのり感じる甘味に満足できること。

それ以上の甘味でないと
満足できない時は
たいてい脳が砂糖中毒を起こしています。

病院の検診では
尿糖が出ていても
インスリンという糖を抑える
ホルモン値をはかって
異常がなければ
食事に気をつける程度で指導も
おしまいですが、

痛みを伝える神経を正常に保ちたければ
徹底的に甘いもの中毒は卒業して
よく動いて、身体を温めて
お産に臨みましょう。

ちなみに自分は帝王切開になるから
陣痛なんて関係ないわと思った
そこのあなた。

糖尿病の方は傷も治りにくく
化膿しやすいです。

手術後のお腹の傷が
ひどくなって悩む前に
体調を整えておきましょう。