痛みに敏感だけど、大丈夫でしょうか? | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。

陣痛は薬を使わなくても
痛みを軽減することは簡単です。

私ははり灸院を開業して日が浅いですが、
助産師として何千例もの妊産婦さんに
接してきましたから、

陣痛が来る前から
どんな人が難産になりやすいか
お産そのものはなんともないのに
家族や医療者と上手くいかなくて
子育てのスタートにこじれやすい人が
どんな条件を兼ね備えているか
だいたい分かります。

痛みは人によって違います。

同じ帝王切開をしても
手術後にスタスタ歩いて
ほとんど痛みどめも使わない人もいれば

これ以上ないくらいの量を使っても
効かないし、
普通ならもう痛くない時期でも
まだ痛みがあって日常生活に支障を
きたしている人がいます。

「自分は生理痛もひどかったから
痛みに強い方だと思う」

よくおっしゃる方がいますが、
痛みには強いかもしれませんが、
生理痛を長年、放っておいたこと自体に
問題があると思います。

これは整体の治療をしていて感じるのですが
どんな怪我による痛みも
勝手に治って勝手にひくことは
あまりなくて

たいてい、痛みがある場所を
かばうような動作がでて
他の場所の痛みや体調の悪さとなって
余計、悪化していることが多いです。

お産の後から「股関節の痛み」が
何年も治らなくて
治療をしていったら
足首に異常がありました。

ご本人は痛みもなく
すっかり忘れていたのですが
中学生の頃、部活で捻挫を
繰り返していたとのこと

痛みがある場所を無意識にかばって
動くので、長い間に姿勢や動作に
支障をきたします。

また、慢性的な痛みが続けば
脳は常に興奮状態が続くため
副交感神経優位にならず
お産に必要な自律神経のバランスを崩します。

当院の治療を受けていると
以前より体調を崩しやすくなったと
おっしゃる方がいます。

以前は睡眠不足でも食べ過ぎでも
便秘や下痢でも
ストレスを受けすぎでも
身体や心を麻痺させて
頑張って乗り切っていたのでしょうが、

身体を芯から緩ませて
その人の自然治癒力を促す働きかけをしていると
身体が「こんな生活耐えられない。
やりたくないことはやりたくない」と
正直になります。

敏感になるので
疲れたら無理せず早めに寝るようになるし、
冷えたら温めるし、
嫌なことはやらなくなります。

悪くなる前に自分でコントロールできるので
快適に過ごせる時間が増えてきます。

痛みに敏感な人の方が
身体のメッセージに従えているので
お産も上手くいきます。