子宮の「性格」 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。

子宮は筋肉です。

腕や太ももの筋肉と一緒で
硬くてしなやかさに欠けると
身体が硬くて肩こりや腰痛の
原因になっているように

子宮もしなやかさに欠けると
陣痛の痛みを強く感じます。
(これは生理痛も同じですね)

例えばゴムを引っ張るのに
柔らかいゴムは
強く引っ張らなくても
簡単に伸びますが、
硬いゴムは引っ張るのに
たくさんの力を使います。

陣痛が来る前の子宮は
だいたい鼻の頭の硬さ位ですが、
もうあと数時間で産まれるようになると
まぶたくらいの柔らかさになります。

助産師として9年間、
病院でお産をとる仕事をしていましたが
そのうち1年間だけ
「無痛分娩」をしている産婦人科で
働いたことあります。

そこの病院は「計画出産」も積極的に
行う方針でした。

まだまだ自然に経過をまっていたら
いつ生まれるか分からないような妊婦さんも
1センチくらい子宮口が開いてくると
「予定日過ぎると胎盤機能が悪化して
お腹の赤ちゃんが苦しくなるから」といって
納得された方は入院して
陣痛促進剤を使ってお産を進めます。

ですが、子宮口の硬さが
まだまだ硬いので
促進剤を使うと痛みを強く感じます。

痛がると余計、全身に力が入って
お産が進まないので
産婦さんの顔つきが変わってきたころに
医師から「我慢しないで無痛分娩に
してあげるよ~」と言われて
ほとんど全員の人が無痛分娩(吸引分娩)に
なってました。

そこを辞めたあと働いた産婦人科は
ほとんど陣痛促進剤を使わない方針だったうえに
例えば子宮口が8センチくらい開いていても
陣痛が弱くなって止まってしまっても
赤ちゃんの心音さえよければ
一晩とか待つ方針だったので

子宮が硬いうちはまだまだ生まれない、
下手に慌てて産まそうとしても
時期が来なければ生まれないということを
つくづく思い知らされました。

いつまでも硬いままの子宮は
産婦さんがいくら口では
分かったようなことを言っていても
本音は周りをあんまり信頼していないんだな、
まだ生まれることを受け入れきっていないのだなと
感じるような印象を受けます。

文字通り「頑固な子宮」の性格を感じます。

待つ方針などは
産院の方針や事情に大きく影響されますから
どうにもならないですが、

子宮が早く柔らかくなるようにするには
妊娠中からの過ごし方が重要です。

温めること、
よく動くこと、
早寝早起き、
食べ物に気をつけて便秘をしないこと、
身体を柔らかくすること、
お産や育児に良いイメージを持てるように
良い情報に触れること、
頑張りすぎないこと、
旦那さんや周りの人に感謝すること…、

子育てと一緒ですよね?

素直な子に育てたければ
うれしいことはうれしい、
悲しいことは悲しいと
自分の快・不快の感覚に敏感になって

小さなことに感謝して
周りの人間を信用できる…。

愛されて、望まれた存在であることを
実感できるような関わりを
積み重ねないと素直さは育ちません。

子宮も同じです。

「素直な子宮」になるように
普段から子宮をかわいがってあげてください。

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