すっかり、夏が近づいてきて
ファッションも明るい雰囲気の方が
増えてきましたね。
産婦人科で働いていて
妊婦さんから多い質問の一つ
「髪の毛染めてもいいですか？」
産科医は
激務でおしゃれなんて疎い
先生ばっかりなので
どこのヘアカラーの
なんていう素材なら妊婦に
お勧めか、なんて絶対知りません。
せいぜい
「美容院にいくとずっと座ったままだから
お腹張ったりしてたらやめておいてね～」
くらいのことしか言いません。
じゃあ、外来の看護師は？
やけに金髪で派手な感じの人、
多いですよね～。
看護学校の頃は校則も厳しくて
みんなまじめに黒髪で
辛い時代を耐えてきた人が多いですから
働き出してはじけちゃってる看護師って確かに多い。
看護師さんて基本的に働き者で真面目です。
夜勤で座る暇なく働いて
化粧も崩れて疲れた感じがでてきたときに
せめて髪型だけはいけてる感じが残っていないと
本当に悲しくなります。
毎日、仕事ばっかりで
お金使うところも他にないので
気分転換に髪の毛を
「めっちゃ明るい色にしてみた」って
よくある会話です。
ですから、ヘアカラーが体に
どんな影響を与えているかなんて
知るわけもありません。
やっぱり、せいぜい
「妊娠すると肌が敏感になってますから
アレルギーテストをしてくださいね」くらいしか
答えられません。
わたしも２０代の頃は
美容院に１ヶ月に一回の頻度でいくような
お洒落女子でした。
完璧にブリーチして
上から何度も染めたりしました。
ですが経費毒のことを知って
長男を妊娠するちょっと前に
真っ黒の素髪にしました。
お洒落感は確かにないですが
帽子をかぶったり、
カチューシャなどでもカバーできますし、
何せ、楽。
化学物質がたくさん入った
染料やパーマを繰り返せば
繰り返すほど、髪の毛が痛んで
よけいお手入れがしにくくなっていたのだと
思います。
やっぱりプロに聞くのが一番です。
岐阜県長良で自然派美容室を
やられているセザムさんのブログです。
私も妊婦さんが髪の毛を染めるのは
賛成できません。
よいお産に向けて
食生活や不規則な生活を改善し、
毎日心穏やかに過ごして、
体内環境を良好に保つことができれば
妊娠中は女性がより美しくなるような
ホルモンがたくさん分泌されているので
逆に髪も肌も
何もつけなくてもいいくらいに
つやつやと美しくなるはずです。