むくみを改善するために白砂糖の摂取をやめてみる | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。



塩は必要なものなので
良い塩を適切にとるべきと思うのですが

逆にもっと徹底してやめた方が
良いと思うのが白砂糖。

他のサイトでも白砂糖の害は説明がありますので
参考にしていただきたいのですが

若返りマスター日野堅也さんのブログ
「脳を破壊して
うつを引き起こす物質」


今回はむくみとの関係について説明します。

白砂糖は作られる過程で
必要なミネラルが取り除かれて
白くするために塩素などで漂白されている
自然界にはない人工的な食べ物です。

糖分は身体にとって確かに必要なのですが
黒砂糖やはちみつなどは
ミネラルが豊富に含まれているうえに
消化の過程でゆっくりと体内に吸収されます。

一方、白砂糖は急激に血液に入るため
一気にインスリンをあげるので
膵臓に負担をかけることになります。

小さいころから白砂糖の摂取を続ければ
膵臓の機能が衰え
血液に糖が溜まった状態が続くので
血液が濁ってしまいます。

また、人の身体は弱アルカリ性を保つように
調整されています。

砂糖は酸性の食べ物なので
摂取するとアシドーシス(酸性)を戻すために
体内ミネラルを消費します。

塩分(NaCl)をとるとむくんでしまうのは
ナトリウム(Na)濃度を一定に保つために薄めようとして
水分が蓄積されるからです。

そのNaは細胞の外にあって
細胞の中にあるカリウム(K)とセットで
体内の酸性・アルカリ性のバランスを保っています。

砂糖の摂取によって血液が酸性に傾くと
細胞からカリウムが血中に放出され
NaとKのバランスに影響を与えてしまいます。

難しい化学の話がでてきましたが
ようするに
砂糖は血液を汚してしまい、

腎臓は汚れた血液のろ過器官ですから
腎臓に負担を与えて
結果、尿として水分を排泄することが
できなくなってしまいます。

私もなかなか砂糖抜きができなかったのですが
ご飯をよく噛んで食べることを徹底して
果物やはちみつ、黒砂糖を代用するようになったら
以前に比べてだいぶ欲しなくなりました。

東洋医学では
「脾虚」という消化機能の状態が低下すると
甘いものを欲すると言われます。

胃腸の機能が落ちているので
ご飯のような消化するのにエネルギーを使う食べ物よりも

てっとり早く摂取できる食べ物を
とりたくなるからです。

「脾」の臓は身体のなかでは
食べた物を気・血にかえる
植物でいえば根っこの部分です。

おいしい実を作るために
土にこだわるように

良い腸づくりが
赤ちゃんの血や肉づくりに必要です。