「絶対に、帝王切開はイヤ。
陣痛促進剤や人工的な手段は使わず
絶対に下から産みたい」
そういうこだわる気持ち、よく分かります。
特に助産院で出産される方は
妊娠中に大きな異常なく過ごされて
逆子でなくて
37週以降、42週未満（施設によっては41週かな…）
の正期産であること。
などの条件が満たさないと
産ませてもらえないので
ハードルがずっと高いですよね。
一生に一回のお産。
自分の自然に持っている力を生かして
心穏やかに誕生の時を迎えたい。
お産について主体的に取り組みたいと
前向きに考えている方ほど
気合もはいりますよね？
そのために、体重制限もばっちり管理して
一日1時間のお散歩もなんのその。
絶対に体は冷やさないように
靴下は2枚履き。
毎週、ヨガやビクスに欠かさず
通っています、というあなた。
頑張りすぎていませんか？
たぶん、体調はいいと思いますよ。
妊娠前の方が食事とかも
不摂生で、仕事も忙しかったでしょうから。
毎日、運動できるし
動いているときの爽快感は最高だと思います。
ですが、
「良いお産をしなければ」という
プレッシャーが無意識に自分を追いつめている
ことがあります。
特に初めてのお産の方ほど
「良いママに頑張ってならなきゃ」と
理想が高いので
リラックスの必要性も分かるのだけど
真面目な方ほど
いつも体に力が入っていて
力が抜けない状態が続いてしまいます。
自分ではたぶん、気づきにくいでしょうね。
無意識の緊張は眠っているときも
続くので
身体が真から休まっていない状態が
続くことになります。
この体の使い方のクセは
妊娠前からのものなので
小さいころから気を張って、頑張ろう頑張ろうと
生きてきた積み重ねです。
勉強や仕事は頑張れば結果が出ます。
しかし、子育ては頑張っても
あんまりいい結果はでません。
真面目に頑張っていると、
自分の思い通りにいかなくて
イライラして、疲れ果てます。
「子育ては親育て」
「育児は育自」
というように
今までの人生は
たくさんお金を稼いだり
良い家に住んで、
常識的な、外部のものさしの幸せ
を手に入れることが大事だと思ってきたけど
子育てをしていると
本当の自分の気持ちや
自分にとって心地よいことを
選ぶことが幸せにいきることなんだ、
って気づかされます。
お産ってとくに
じっと痛みに耐えて
頑張るだけでは進みません。
心から周りの人間を信頼して
赤ちゃんの生まれてくる声を感じて
自分が波の上にプカ～と浮かんだボートになって
流されるような
荒波に立ち向かってはいけないのです。
食いしばらない
大きなあくびをして、
のび～をするような感じ。
「自分はいつも緊張しやすい」
「前から身体が硬いんです」
「夜寝てても熟睡できなくて
朝、疲れが抜けない」
「夜の寝返りするときがしんどい」
「子どもが横に寝ていて窮屈な場所で寝ている」
肩こり、腰痛、坐骨神経痛
などの症状のある方、
ぜひ、「郡上もりのこ鍼灸院」へ
おいでください。