「鍼灸院といってもどこがいいのか
分からない」と思われる方が多いと思います。
当院は保険を使えないのですが
保険適応で
婦人科治療が得意で
子ども連れ可能なところ
をお勧めします。
ネットで近くで
子育てママから評判の良さそうな
ところに何件か電話してみて
一番、感じの良かったところで良いでしょう。
鍼灸接骨院さんに多いのですが
「妊婦はやったことがありません」とか
いうのは論外です。
流派もいろいろあって
深く刺して痛みを伴うタイプ
鍼をたくさん使う
逆に浅く、少ししか使わない
(なので治療時間が短い)
どれが正しいとか間違っているとかでなくて
それぞれ利点もありますから
治療家との相性で決めていけば
良いと思います。
鍼灸の文化が日本に入ってきたのは
すご~い大昔なのですが
鎖国の時代が長かったので
日本独自の鍼灸文化が栄えました。
日本人は中国の鍼に比べて
優しい繊細な刺激を好みます。
そして、そのもとの中国で
鍼灸の医術が発展したのは
不老長寿の体を手に入れたい王様や
強い遺伝子をもつ国の跡継ぎを産んで
権力を手に入れたい方々が
試行錯誤して
いかに妊娠するか、
いかに元気で賢い子を産むか
いかに、次々と子どもを作るか
(自分の血が通った子孫がふえると
より支配を強くすることができます)
を熱心に研究してきたので
産婦人科領域にはとくに
得意分野なのです。
西洋医学では科学技術が発展したおかげで
精巧な検査やよく効く薬ができたけど
妊娠中はお腹の赤ちゃんに奇形などの心配があったり
授乳中は母乳に影響がでてしまうので
内服なども慎重におこなわなければなりません。
その点、鍼灸は
つわりなど初期の対応もできますし
鍼をさすことが苦手な人も
皮膚をなでさするような刺激でも効果を
発揮できるのでお勧めです。