先日お話しした、個別指導塾の時間を合わせてきたお友達なんですが。



今日知ったんですが、夏休みの日程も全部うちの長女に合わせてきてました!!


通っている個別指導塾は回数制なので、きまった夏期講習があるわけではなく、夏休みはあらかじめ申告した日にちの中から、平常とは違う日時でスケジュールが組まれます。


その変則的な日程が全部そのお友達と同じなんですよ!長女から聞いて、さすがにちょっとびっくりしました。

平常の授業でも、日時全く同じに合わせてくるって一般的にありなの?と思ってましたけど、夏休みの変則日程までも全部同じとは…。



で、塾に電話してみました。


「夏休み、うちの子と〇〇ちゃんが全く日程が同じと聞きましたけど、これは誰のお考えなんですか?」と聞いたところ、


なんと、そのお友達のお母様が、わざわざ「(うちの長女)と同じにしてください!」と言ってきたそうで…。それで全く同じ日時になったんですって!


私は塾に伝えました。


・勘違いがあったら困るが、私がそちら(塾)とのやりとりで〇〇ちゃん(お友達)の名前を出したことは一度もなく、紹介した覚えもない。


・平常時の曜日や時間は向こうのお母様がうちの長女から聞き出して合わせているだけで、私は一緒がいいと思ったことはない。


・まだ小学三年生で遊び半分みたいなところはあるけれど、一応受験を目指して塾に通わせているつもり。子供同士は盛り上がっているにしても、塾側は冷静な姿勢でいてほしい。お友達同士で日程合わせることで、ベストな学習環境になると考えているのか?


・そして、夏休みまで全部一緒というのはやり過ぎだと思わないのか?私に確認をしなかったのはなぜか。


・お友達と通うのがモチベーションにつながるということもあると思うが、わざわざ個別指導塾に通わせる目的と現状が少しズレてきている。行き帰りや自習室も含め落ち着いた学習環境を求めていた。


・曜日と時間一緒にしたせいで、私がお友達を送迎することになっちゃってめっちゃ負担なんだけど。




という感じで…。

まぁコレ塾側もどうしようもないですよね。私もどうしようもないし。

子供達が「一緒にいきたーい!!」とか言っているのも事実なので、向こうの親は子供の言うこと聞いただけで悪気もないんだと思います。


私も長女の口封じが甘かったわけですし…。最初私もウェルカムな空気出しちゃってたし。そのお友達の家に長女ちゃんが遊びに行かせてもらうこともあるし、こっちがやってあげているばっかりというわけでもないです。向こうのお母様がめちゃくちゃ非常識というわけでもないと思います。


でもさ…「友達と一緒」って、それだけで時間ロス半端じゃないと思うんですよ。おしゃべりもそうだし、友達を待ったり、連れションしたり…。緊張感もないわけです。絶対ダメだよこんなの。って思います。


事情を聞いて塾長は謝っておりましたけど「そ、そういうことだったのか…!」とか言ってましたね。


直近で問題が生じているわけじゃないので、今すぐどうにかしろとは言いませんでしたけど、今後は気をつけてくれるそうです。

その「今後」あたりには転塾してるかもしれないけれどな!!!


子供関係ってどっちを向いても地獄ですね!!!


ママ英語塾続いております…。




ですが、なぜでしょう、頑張って1日おきくらいには学習の時間をとっているのに、、


ぜんっぜん進まないんですよね!!


足に鉄球を結び付けられて歩いているようなイメージです。


いいえ、いいえ、それは私がまだ反省できていないからですね。昇天


「今日はこれやって、明日はこれやって」と進んでいく授業スタイルが、教える側の独りよがりだったということなのです… 昇天


今までの自分が考えていた「わかりやすく面白い授業」が完全な虚像であったことを痛感したのです。

人にモノを教えるということはものすごく大変なのです。これが「悟り」…昇天



さて、長男君が今取り組んでいるのは「一般動詞」の文章…。まだそこかーい!というツッコミはなしで


ですが、なぜでしょう、どんなに説明しても問題演習しても、be動詞の文章と区別がつきません。「私はテニスをする」を「I am play tennis」にしちゃうんですね…。動詞は2個入れちゃだめなのよ…、一般動詞は動詞だからみんな「行動」を表すのよ…、などなどありとあらゆる説明を試みましたが、だめなんです。「I is play tennis」と直しています。ナニキイテタノ



多分、彼にとって一般動詞とbe動詞の違いを理解することは、宇宙の真理を解き明かすくらい壮大で難解スターなものなんだと思います。


新学期早々に実施される予定の期末試験の試験範囲表を見たところ、もう授業は「Can」まで進んでいるっぽいのに…。

中学校の授業の進度が残酷なほど早く感じます。うちの長男レベルのお子様には辛そうですね。そんなにいねーか

というか二期制が辛い…。範囲広いし夏休み後すぐテストって、もうこの夏は絶望しかないです。


「夏は受験の天王山」なんて言いますけどね、うちは天王山(山崎)の戦いにはとっくに負けて、落ち延びて山の中をさまよっている明智光秀ですよ。←その後死にます




しかもすぐ忘れるんですね。

毎度確認テストをして、できなかった問題を説明して「明日もう一回これと同じのやるよ」と言うんですけど、次の日、


「単語覚えてないから全問解けない」


と堂々とのたまうんですね。

ふざけてるのかと思いますよね。いいえ真剣なんです。


この展開はヤバかった。マジでキレる五秒前でした。


「昨日覚えなさいって言ったけど、ママが冗談言ってると思ったのかな?ニコニコ

「これ遊びだと思ってるのかな?ニコニコ


などなどチクチク言っちゃいましたが(これくらい言わせてくれ!)、なんとかマジギレは回避。

キレるかキレないか私の精神世界を二分する大戦争が勃発していましたよ…。


エビングハウスの忘却曲線とか、あんなもん鼻で笑いたくなりますね。うちの長男の前ではどんな法則も理論も崩されます。エビングハウスさんよ、なめないでいただきたい。

私のやってることって無駄なのかな?とつい思ってしまいますね。知能検査受けさせたくなります。結果知ったところで中学英語からは逃げられませんけどね。


いくら教えても、本人が覚えないんじゃダメですよね。能力の問題なのか、マインドセットの問題なのか…知りたいような知りたくないような。


五里霧中です。

現在、中受専門の個別指導塾に通っている長女ちゃん。

このたび、同級生のお友達が同じ塾に通うことになりました。長女ちゃんは大喜び。



↑この時に書いた親子さんです。



完全個別指導塾なので、曜日や時間は好きに設定できるのですが、なんとこのお友達、うちの長女と全く同じ曜日、時間帯にしたのです真顔



確かに長女ちゃんとそのお友達が「一緒の時間がいい〜!」とか言ってたんですよね。

でもさ、でもさ、一応中学受験の塾やぞ?いくら子供同士でいろいろ盛り上がってるとはいえ、結構センシティブな領域だと思うんだけど…。普通の習い事だったとしても、そんな時間まで全く一緒に合わせてくるのって普通なの〜?と1モヤ。



そしてね、塾の日は、行きは長女ちゃんにバスで行ってもらって、帰りは私が仕事帰りに車で迎えに行っているんですね。終わる時間が一緒ということは、自動的にそのお友達も私が送迎することになっておりまして。確かに「送りますよ〜」とは言いました…。でもこの場合送らない選択肢ってなくないですか…? この帰りの送迎という貴重なサービスをまんまと無料で享受されている状況に2モヤです。


さらに、そのお友達、まだ小3で子供だから…と思いつつ、私あーんまりこの子好きでなくて。なんていうか、わがままだしトロくさい…?空気読めない…?塾の前に車停めてるからすぐに出てきて欲しいのに、いつまでもモタモタしてるし、ご丁寧に家の前まで送ってあげても「(車から)降りたくな〜い!」「いやだ〜いやだ〜!」と言ってずっとゴネてるみたいな…。走行中も大人しく座ってないし、買い物袋の中のパン見つけて欲しがるからあげるハメになるし。注意してもまったく聞かないし。3モヤです。

長女と仲良くしてくれてるし、友達と一緒なことで塾も楽しく通えてるみたいだし、悪いことばかりじゃないんですけどね。


そんでその親もまたなんかズレてるんですよね。いつも私は塾に五時半に迎えに行ってるんですけど、そのお友達のママさんが「私も迎えに行ける時は行きます!でも仕事があるのでさすがに五時半は無理です〜アセアセとか言うんですけど、なんやねんソレ、「さすがに」ってなんじゃい。自分は正社員だからそんな早く帰れる仕事とちがうってか(←若干のひがみ入ってます泣き笑い) こっちは非正規のゆるい仕事してるから送迎くらい頼んでもいいってかい!4モヤ。


夕方は次男の放課後デイサービスの送迎車が帰ってきちゃうし、一刻の猶予もないんですけどね…。あと私がめちゃくちゃ疲れてる。



しかも私が「◯◯ちゃんお腹すいたっていうからパンあげちゃったんですよ〜夕飯入らなくなったらすみませんアセアセ」と、暗に(オメーんとこのガキがうちのパン全部食ったからな)とお伝えしたところ、


「うちの子パン大好きなんです〜!ありがとうございます♪食いしん坊なので夕飯はパクパク食べちゃうと思いますので大丈夫チューラブラブ」とな。



偏見で申し訳ないんですけど、この、親のホンワカズレた感じと、子供の空気読めなさのコンボって、一人っ子だから…?と思っちゃうんですよね。いえ、全ての一人っ子のお宅がそうとは思わないんですけど、私の経験上こういうタイプ多くて。ママさんが比較的高齢だったりするのも共通点…。



すみません、今、日本全国の子持ち世帯の半分くらい敵に回しましたよね。高齢出産も一人っ子も珍しくないこのご時世にとんでもなく不適切な発言をいたしました。


でもこういったご家庭の方が子供の生育には良いですよね。子供中心の優しい育児をして、のびのびゆとりある性格に成長できそうです。うちなんか私が常にイライラして怒鳴って、軍隊的な規律のもと生活しているので、多少しっかりしたようには見えますけど、考えてみれば可哀想な環境ですよね。大人になった時に歪みが生じるかもなので、今の時点でどちらの育児がよいか悪いかは言えません…。



これだけが理由じゃないんですけど、今の個別指導塾は若干ゆるいなぁという感じもしますので、4年生から◯能研に転塾を計画しています。今の塾では基礎固めを丁寧にやってもらったらいいかなと。

4年生くらいになったら長女とお友達との関係も今ほど新鮮じゃなくなってると思いますし…。◯能研ともなれば中受ガチ勢ですから、向こうが真似して転塾してきたとしてももう生ぬるいことは言ってられなくなるはず。


それまで耐えます…。


例のトランプ大会ですが、結局高校3年生(入試関係ないクラス)でもやったんです。



高校3年生というと、もう見た目も中身も大人ですからね。先日の赤ちゃんみたいな高1クラスとは雰囲気が全然違います。しかも私の担当している高3は例のビーパップハイスクールなクラスなので、なかなか迫力があります。いい子たちですけどね。







そんなクラスで、

「今日は最後の授業だから、みんなでトランプ大会やるよォーーーーー!!ニコニコニコニコニコニコ

とトランプを掲げて叫ぶ私。




シーーーーーーン





目も合わせない生徒たち…真顔真顔真顔真顔




「あっれれー?おっかしいなぁー?!←現場に違和感を持ったコナン君ぽい言い方滝汗君たちトランプ好きじゃないのかな??絶対楽しいよー!!滝汗さぁさぁグループ作って作って!!」




シーーーーーーーーーン

誰も動かず…真顔真顔真顔




「…ん?ん?滝汗君らは、そういう…ノリわるい感じなのかい?!そんなことないよね!さぁトランプやろうぜぇーーーー!!笑い泣き



数名「くそかったりぃ…ドクロみたいな顔をしながらのそのそと席を移動し始める。



「おっ!!やるよね!滝汗楽しいよねトランプ!!滝汗なにやろうか?!ババ抜き?大富豪?7並べ?」




「チッ(舌打ち)…じゃあババ抜きやるか…」



なんだかんだトランプをきって配ってくれる北斗の拳のモヒカンみたいな風貌の男子生徒。


この世の終わりを表現したかのようなメイクの女子(ギャル)たちもグループ作ってやり始めてくれた!!そうだよ始めたらなんだかんだ楽しいでしょ!!




という、綱渡りのような緊張感からトランプ大会が始まりました。ちゃんと始まってくれてほんとよかった…。ハラハラドキドキです。みんな良い子たちでよかった…!ありがとう…!泣き笑い



せっかくなので私もまぜてもらおうと、ババ抜きをやろうとしているゴリラ集団に「私もまぜてー!!ニコニコと言ってみると、1匹のイキったゴリラが真顔で、






じゃあ俺が先生に勝ったら、チ◯◯なめてね」と。




笑い泣き




ハイッ!ここでタイトル回収です!


お前さ〜、そのセリフ…、絶対10年後とかに思い出して恥ずかしくなって布団かぶって足バタバタするやつ…。なんと気の毒な…。


しかも…我アラフォー女子なるぞ?

その方面にいたっては、高校生の貴様ごときじゃあ太刀打ちできんよ、いろいろとな。(小声)

お前の母ちゃんの年代だっつの。高校生にしてマザーファッカー野郎になっちゃってるよ…。


ヒェェェ嘆かわしい〜〜 南無阿弥陀仏〜! と心の中で思いつつ…。


「◯田、日本史研究の成績1ね〜」とだけ言っておきました。


爆笑のうえいじり倒したいところだけど、立場上過剰に反応できません。忘れそうになるけど私は教師…


私は非常勤講師ですのでセクハラを真剣に諌めるというのもIt’s not my job ですし…余計なことはしないが吉


(こちらが性的欲求を喚起させてると周囲に思われても困る←一番怖いのコレだよわかってんのかバカ高校生ども!)。


貴様の恥はいくら哀れんでもあまりあるぞ…◯田。

しかもトランプも負ける◯田。


その後ギャルグループとトランプやってる時に、「あいつセクハラ野郎なんだけど笑」って言って盛り上がっておきました。


トランプは楽しかったです。

高校3年生も(一周回って)まだまだかわいいですね。

今日もまた、地獄の定例報告会が始まりました…。


毎日ただでさえ疲労困憊な私の精神にとどめをさすのが、長女(小3)ちゃんによる一日の出来事報告会です。


彼女、三人兄妹のうちでは一番まともなことしゃべれる人なので、内容は大変明瞭なのですが…。それゆえにこちらもちゃんと反応しないといけないので超絶疲れるのです。


しかも長い。放っておくと断続的に一日中喋り続けています。女児特有のキンキン声が耳に響きます。



こんな感じ。

「ママ今日ね生活の時間に農家の人が来て話を聞く会があったんだけどねウチがインタビューした内容を先生がスゴいねっていってくれてそれが書いてあるのがコレなんだけどちょっと読んでくれるかなよくできてるからキラキラシール貼ってもらったんだよねあとこれが今日返ってきた漢字テスト大体満点だけどこの一枚は80点なんだごめんねなんかハネが甘かったらしいうちの先生メチャクチャ厳しいからさ次からは気をつけるねそれでこれが学級だより今週の予定なんだけど確認しといてねカレンダーに貼っておくねあとこれがいろいろお手紙多分うちには関係ないから捨てていいかもそれでね歯科検診の結果でうち虫歯あるかもだってだから歯医者行きたいんだけどいつものところ予約してくれるかないつものところがいいんだよね先生優しいし隣にダイソーあるから買い物できるしあダイソーといえばうちセロテープがもう無くなっちゃって今日困ったから買ってねまぁ新学期でもいいけどね今日はお友達に借りたけどそれで夏休み入ってすぐ夏祭りがあるんだけどなんとかちゃんとなんとかちゃんと一緒に行きたいんだけどいいよね食べ物はお金かかるけど遊びはタダでできるっていうからまぁ500円くらいくれれば大丈夫だと思うそれでなんとかちゃんと夏休みも遊びたいからママなんとかちゃんのママとLINEつないでくれないかな最近よく家に遊びにいってるから親も挨拶した方がいいと思うんだよねあとさ今年の夏は市民プールたくさんいきたいと思っててなんとかちゃんも誘ったりしたいんだけどどうかな一緒に行きたいと言ってたんだよねウンタラカンタラ……」


という感じで、文章にすると句読点なし、グァーーーーーーー!!!と喋り続けるんですね。

しかも報告の合間に提示される参照資料(返却されたテストや学校からのお便りなど)が多いので、聞くだけではなく、ちゃんと読んでコメントも求められます。



これがほぼ毎日です…。

親子の大事なコミュニケーションではあるのですが、まぁ疲れる疲れる。

家に帰ってきて、夕飯作る前に椅子に座って一息つくか、という時に「いまだ!!」という感じで彼女は報告資料を抱えていそいそニコニコとやってきます。報告と「国語の音読」ドクロがコンボの時もあります。


この地獄の定例報告会はだいぶ昔から続いていますが、年々内容は濃く、時間も長くなっておりますネガティブ

こうなったのは、彼女は末っ子で、ママとの時間を一番少なく過ごしてきたことが原因な気がします。兄たちは手がかかるし、母が忙しいことを知っているので、限りある時間内に要件を全部伝え、できる限りママとコミュニケーションとろうとしているんですね…。


長女は留守番も習い事も塾もソツなくこなしてくれているので、ほんとえらいんです。だから無碍にもできず…。ちゃんと傾聴の姿勢をとって適切な相槌をうつわけなんですけど、これほんと辛い…。彼女の承認欲求を満たすための「褒めワード」もきちんと入れないといけないので、頭も働かせないといけません。


可愛いよ、長女めっちゃ可愛いし頑張ってる!ほんとえらい!でもすっごい疲れる!スマホいじってボーッとしたい!


まぁ、真面目に聞いとかないと後から罪悪感にも苛まれますし、こんなにいろいろ話してくれるのも今だけかもしれないので。ありがたく付き合わせていただきます…。




そういえば、先日長女ちゃんが受けた国旗検定、合格してました!


メールで↑のPDFファイルが送られてきたけど、厚紙の表彰状とか欲しかったな…。一応印刷。

しかも西暦2023年になってるし。こういうとこ間違うよね〜、と元ダメダメ事務職としては親近感。


試験会場(東大駒場)まで行くのほんとめんどくさいので、次は4級とばして3級いきます。いけるだろ!






夏休みまで授業は残り数回。


期末テストも終わってますし、この数回は正直消化試合のようなものです。生徒も夏休み前で浮ついているし、授業をガンガンやるという感じではないんですね。


受験を控えた高校3年生のクラスでは自習にしたりしますが、高校1、2年生は何をするか迷いどころです。



特に1年生はまだまだヤンチャな子達なので、放っておくと自習もしないで遊んでしまうでしょう。そこで、どうせ遊ばせるなら、、ということで、トランプ大会をすることにしました!


一応、一応ね、社会科の授業として、身分間格差の実態を討論するという意義を持たせるため、種目は「大貧民」!!←我ながら無理やり感すごい…泣き笑い


ノリの良い生徒たちなので大喜びでやってくれました。私も各グループに順番に参加して、一緒に楽しませてもらいました。いや〜笑った笑った!


一学期最後の授業とはいえ、こんなただの遊びでええんかな〜、という気持ちは(多少)あったんですけど、ある事実に気づきました。



それは…



成績がよくなくて、大人しく口下手なタイプほど、トランプゲームができない!ということです。



「大貧民」のルールは大半の生徒が知っていたんですけど、結構ローカルルールがあるゲームなので、最初にルールの確認をしました。(8ギリはありか、とか)

そんなに複雑なゲームじゃないので、やったことがなくても、やっていくうちに慣れるものだと思ったんですね。



ところが、ジャックが11、クイーンが12、キングが13に相当することを知らなかったり、数字の大きいものを出すんだよ、というのがいつまでも理解できなかったり、スペードとクローバーがごっちゃになってたり、大貧民どころか、トランプほぼやったことないな?という子達が複数名いたのです。その子たちが軒並み全然勉強できない子たちでした。


少しADHDが入ってそうな子はルールを自分流に変えたがり、そのグループの他のメンバーがおとなしめ&全然トランプ知らない勢だったため反発も起きず、変なルールで平気でやってたりもしていました。



「大貧民」一つでも、見えてくるものがあって面白いですね。というか、遊びとはいえ、こういう機会を作ってよかったかもしれません。彼らのためになったかも、なんて思いました。高校生でトランプ知らなかったら、この先知る機会はなさそうですもんね。


トランプは社会人になるにあたって絶対必要なスキルじゃないですけど、「大貧民もやったことないやつ」「キングが13って知らないやつ」と将来周りから思われてしまうのはあまりよろしくないですからね…。我が子だったら心配です…


ルールを勝手に変更(破綻レベルの変更)しているグループには、「正しいルールでやるのも勉強なので、今日はちゃんとやってみよう」と言って一緒にやりました。


トランプって遊びだと思うんですけど、頭があまり良くない子にとっては「知的な遊び」として敷居が高いものなんでしょうかね?それとも、親が与えなかった?教えなかった?親戚や友人が集まってトランプやろーっという状況が生まれなかった?そもそも今の子はトランプなんかしない?オセロとかUNOとかポケカもできないのかな?

いろんなことを想像してしまいましたが、真相はわかりません。


私もメンコやベーゴマみたいな昔の遊びはやりませんでしたから、時代の流れ的にもうやらないものなのかもしれない、とは思いつつ…。

こういう遊びって最低限知っていた方がいいんじゃないかなーとなんとなく思うんですよね。


電子ゲームやアニメ漫画も同じですよね。全く経験させないで成長させるのはなんか違うと思います。特に、勉強できない子やコミュニケーション下手な子は、社会とつながる大事なツールになりますから。


言い方がアレですが「バカにされないため」にも、ちゃんと幅広く遊んだほうがいいし、遊ぶ機会を与えるのも大事なのかな、と思いました。




夏休み目前、私の学校の1学期も、あと数回で終わります。激動の一学期だった…。


この2週間くらいは期末テストのあれやこれやに、採点に、成績づけと、肉体だけでなく精神も疲れることが続いていました。なにせミスが許されませんからね。


非常勤ですので、専任教員の皆さんに比べたら業務量は大したことないんだと思いますが…。この学校は非常勤講師に厳しく冷酷であらせられるので、小さなミスなどしようものなら冷たーい視線とお言葉をいただくことになると思うので、そんな事態を恐れながら作業してると心が摩耗していくのです。


普段の授業とは違う、イレギュラーな業務が増えるこの時期は、周りの教員の皆さんの、普段見えないが性質が見えてきます。


よく見ていらっしゃる保護者の方々はお気づきだと思いますが、教員という人種の中には、いわゆる「でもしか教員」というのが一定数おります。


※教員「でも」やるか〜、教員「しか」できない〜、というタイプの方々のことです。


教員以外の仕事を知らないことに起因した症状は様々ですが…ちょっと偏っていらっしゃる方が結構いるんですね。


一番多いのが、パソコンが壊滅的に使えない!って人です。年配の方だけでなく30〜40代でも全部アナログでやっている方がいます。


学校の業務自体がアナログの方が便利なことも多いので、完全ペーパーレスにはならないと思うんですが、最近は私立を中心に、成績やテストの素点をクラウド管理する学校が増えています。今の学校は完全アナログですが。


以前いた学校で使っていた成績管理ソフトウェアは、よくあるデータ管理系のソフトウェアで、IT音痴の教員たちに配慮されたわかりやすいUIで非常に使いやすくて感心しました。が、これがぜんっぜん使えない人がかなりの人数いるんです。


手取り足取りマンツーマンで2時間教えてあげるとか普通にありました。非常勤(非正規)が専任(正規)に教えてるんですよ?完全給料外の仕事です。私は別に困ってる人を助けられるなら助けたいと思ってますけど、この状況見て誰かなんとかしてくれへんの??と内心思ってました。しかし、周りは教員。みなさん「社会常識がちょっと変」なので、この違和感に気づかないんですね。新しいソフト使うなら研修会とかさ、サポートする体制を作ってあげればいいのに…。一般企業のようなそういうのないんですよね。


そして、圧倒的に事務仕事ができない人がいます!

なんでちゃんと確認しないのかしら?という凡ミスをみなさん連発します。専任も非常勤もです。もう事務に関しては完全ダメダメで、数字の入力もできないし、見せちゃいけない資料を見せちゃったり、個人情報の管理とかもヤバい人が何人かいます。


ミスに関しては私もやるので人のこと言えないんですけど、その昔金融会社にいた時や、データ入力の仕事をしていた時などに、いかに自分がミスしやすいか痛感しているので、人一倍気をつけています。そういう気持ちもないんですよね。それでやっていけてしまうのが教員という仕事のようです。


「やたら偉そう」なのもたくさんいます!

これは専任に多いです。学校のカラーもあると思うんですが、非常勤をゴミのように扱う学校とかありますね。若い専任教員が年上の非常勤講師に偉そうに指示したりタメ口きいてたりとか。互いに協力してやっていくチームという意識はないようです。一般企業だったらちょっとオカシイぞ、となるんでしょうけどね、この世界ではならないみたいですね。


私立はこういう先生たちが転任もせずいつまでも居続けるので、ヤバさが濃縮されていく感じがします。まともな先生ほど辞めていくので、おかしな先生が残っていくんですよね。さながら蠱毒です。

もちろんクセつよ系の教師が生徒に人気があったりすることもあるので、教育の質とは違う話です。


まぁ私は、教職は非常勤しかやったことがなく、非常勤目線の話になっちゃうので、正確ではないとは思いますので、話半分に聞いてください。



さて、そんな私も、数年非常勤講師なぞやっていると感覚が世間とずれていくようで…。


そう、生徒と同じ期間「夏休み」が与えられるんですね!非常勤講師を初めてやった年は「マジで?!ずっと休んでいいの?!」と思いましたが、今や当然のようにこの長期休みを享受しております。

一般企業にいたときは子供の夏休みに頭を悩ませて、民間学童に15万円とか払って乗り越えてましたけど、それがなくなったのは本当にありがたいです。もう戻れないですね…。


そういえば、昔は営業でも人事でもライターでも事務でもなんでもやってやる!(スキルが高いかというとそんなことはないですが…)という気概がありましたが、いまは歳のせいかそんなこと考えられない…。


私も「でもしか教師」になってきているということでしょうかね。




最近(だいぶ前から?)親世代が楽しんでたアニメが、続々リニューアル?リメイク?されてますよね。


この流行、ホント嬉しいです。

現代も面白いコンテンツはたくさんありますけど、やっぱり多感な10代の時に楽しんだ作品って特別なんですよね。そんな作品たちが見栄え良くリニューアルされて、子供と一緒に楽しめるってすごく素敵だと思います。


そもそも今の時代はAmazonプライムビデオとかで、過去の作品にもアクセスしやすくなってますよね。こういう環境のおかげか、今の世代は新旧関係なく作品を楽しもうという気持ちが育まれていると思います。古ーい、ダサーいって言う子あんまりいなくないですか?


とりあえず我が家では視聴必須の作品として「幽遊白書」「地獄先生ぬ〜べ〜」を指定し、子供達に全話見させてきましたが、それ以外にも勝手に「おぼっちゃまくん」「ツルピカハゲまるくん」を熱心にみていました。この時代のギャグが理解できるとは…(私もあんまり見たことないのに)我が子ながら頼もしい限りです。



そして、「セーラームーン」「うる星やつら」「るろうに剣心」「ハンターハンター」のリニューアルはホント嬉しいです。パパは「ダイの大冒険」が嬉しかったみたい。大人が熱心に見るわけじゃないんですよね。子供たちがハマってくれているのを見て「ヨシヨシ見ているな、フフフ!」と満足している感じです。



そしてなにげに楽しいのは子供達と共通の話題が増えることです。


「ママの小学生の頃は女子が鞍馬派と飛影派にわかれてたんだ〜。で、ハンターハンター始まるとクラピカ派とキルア派に分かれたんだよね〜。冨樫先生の書くキャラは女子キラーなのよ」とか、


「今日は怖い上司(教頭)とすれ違ったから“絶(ゼツ)”使っておいたわ〜」とか、←長男ウケてました


こんな話が子供世代にできる日が来るなんて思いませんでした。感動もひとしおです。



↑の話はまぁくだらないんですけど、でも、これって「共通の話題」どころのハナシじゃなく、日本にとってすごく重要なことだと思うんですよね。

世代間における認識の共有は、国民国家をつくる基礎になると思います。


たかがアニメ・漫画とはいえ、我が国固有の文化を数世代が愛しているというのは、国民としてのアイデンティティを育てる上でとても大事だと思うんですね。スポーツなんかもそういう副次的効果がありますね。


親世代と子世代が見ている世界は違いますし、だからこそ時代の流れとともに世の中は変わって行くんですけど、根底に共通の文化意識があるというのはとても安心です。


国家って、線で囲っただけの土地ではありませんからね。その国の人間であるという認識を持った「国民」が住んでいるからこそ、国家なんですね。そして国民が自分の国を愛している方が、領土は守りやすいし、社会は安定します。ただ、我が国を愛せと言われてもなかなか難しいから、かつては天皇を神格化したりしたわけですね。


現代は自由と多様性の時代ですから、国民の意識を統一するのはなかなか難しくなりました。おかしな反社会的なことを好んでする価値観も存在します。

でも、日本人としての「つなぎ」となるものがちゃんとあるのは本当に良いことです。



「教育の敗北」について考えています。


学校でも塾でも同じだと思うんですが、まず「今日学ぶ内容」を授業で説明しますよね。そして親切な授業だと、問題演習の時間を作り、答え合わせをして、その日教えた内容をきちんと生徒が理解できたかどうかを確認します。


授業をみんなが熱心に聞いてくれれば第一段階はクリア。問題演習をやって、みんなができてくれれば第二段階もクリア。そして最終的にテストでみんなができてくれたら、教える側としても喜ばしいです。



でもそうはいかないんですね。

まず第一段階で「そもそも何言ってるかわからない勢」が出てきて、第二段階で「全然できないけどとりあえず答え書き写しておく勢」が出てきます。


こういう子達は、あからさまな不良ボーイ・ガール(おしゃべりや立ち歩きしちゃうような)なら早いうちからマークできます。けど、静かに授業を聞いている一見真面目なタイプで、あたかも「あとで赤シートを使って復習しますよ」みたいにオレンジ色のペンでキレイに答えを書き写してるような子たちは、発見が遅れがちです。※そして赤シートで復習なぞしない


問題演習の時点で、「あ、この子わかってない」と気づいても、集団授業ではいつまでもそこに止まっているわけに行かないので、一通り説明したら「できなかった人はちゃんと復習するんだよー!」などといって授業終了になります。たとえ個別塾でも家庭教師でも、最終的にはそうなると思います。


これは正しいはずです。なぜなら本人が解ろうと思って勉強しないと最終的にはどうしようもないから。そして、学校で学ぶ内容の大部分は、多くの生徒にとって自学でもなんとかなるレベルだから。


そして授業は次の内容に進んでいきます。



私、最近長男のクソミソ英語をみていて思うんですけど、この「できなかった人はちゃんと復習しといてねー!」のその先が、コレなんだなぁって…。少しも理解できてないので復習などできるはずなく、授業で聞いたことも思い出せず、頭にクエスチョンマークを浮かべたままフリーズさせて、やり過ごしてしまう。



置いていかれる子はこうなんだなぁ、って思います。「ワタシ英語ニガテ〜!」とかお茶目に言いながら、やり過ごす術だけ上手になっていくんですね。で、気づいた時には大変な学力差が生まれています…。


なんとかしてあげたいけれど、こういう子たちはできないことをたくみに隠します。わかってないのにわかったと言います。プライドの保ち方間違ってると思うし、普通に学校行っている子であれば自分自信でリカバリーする機会はいくらでもあると思いますが、自分の弱さを見つめて奮起できる子は多くないということでしょう。


彼らを本気でなんとかしようと思ったら、教える側が鬼になって取り組み、本人もできない自分と真剣に向き合う必要がありますが、我が家を見ての通り、難しいですね…。痛みを伴います。長男の勉強を見なかったら、とてもこの困難さは理解できなかったと思います。

もし塾に通うくらいで理解できるようになるなら、それはずっとずっと軽症でしょう。



幸か不幸か、自分の講師の仕事を見直すきっかけになりました。私が担当する社会科って、正直、捨てちゃう(勉強しなくなっちゃう)子がいても「まぁ、しょうがないか」と思うんですね。でも中にはきっと、覚えたくても覚えられない、何の話してるのかもかわからない子達が混ざってるんだろうなぁと。オレンジのペンで書いて、ノートをキレイに書いて、教科書にラインを引いてやり過ごしている子達がいるんだなぁと。


人間の得意不得意と、発達障害や知的障害の領域は明確な境目がなく、グラデーションになっています。だから、健常児の中にも徹底的にやらせるのが酷な子というのもいるんですよね。でも、せっかく勉強をしているんだから少しでもできるようになって欲しい…。健常者のカテゴリで生きていくなら、やっぱり勉強ができた方が人生の選択肢は多くなるんです。



長男はもう13歳。親が勉強みれるのもあと2年くらいでしょう。ほんとはもう見たくないけどな!

勉強だけが人生じゃないっていうけど、なにも東大目指して…ってわけじゃないんです。これくらいはなんとかしてあげないと、と思うんです。親として最後にしてあげられることだと思って、もがかないといけません…


結局地頭が悪いので、この先めちゃくちゃ優等生になるとかはないんだと思いますけどね。やるせない…

「教育の敗北」のその先へ。何かが見えてくることを願って。


ママ英語塾、続いています…。

しかし今日は穏やかではありませんでした。


確認テストをしたのです。(相変わらずbe動詞)

で、長男全然できてないわけです。英語初学の小3長女と同じくらいの正答率。



↓これ、同じようなのを3回くらいやってまだ全問正解しないです。(採点・パパ)



長男の答え(※間違いはこれだけではないですよ)


It’s is fun.




「だから It’sは It isの省略した形なんだってば…。何度も言ったじゃん…」

私がつい呆れた態度を出すと、


長男「もういいよ!」ムキー

長男が席を立ってどっか行こうとしたので…


つい…


つい……


「よくない!!!!!!!ムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカ

と大声で言ってしまいました。



長男再び「もういいよ!!」机バーン!

日本語の語彙が少なすぎて↑これしか言えません




いいわけないだろ!世界中のどんな文化圏の人に聞いてもこの状態で逃げ出すのは最悪の行動だって答えるわ!ここで逃げたらお前はゴミカスだよ!その涙はなんだ?!泣いてる暇があったら単語ひとつでも覚えろ!できないんだったら英文まるごと暗記せえよ!それくらいしないと追いつけないと自覚しろ!これは遊びじゃない!途中で放り出して良い勉強なんて何一つない!今のあんたは勉強するしかないし、できるようにならなければならない!できないならできるようになるまでやるんだよ!学校の授業聞いてできない、公文やってできない、だったらもうここでやるしかないんだよ!!早く座れ!間違えたもの十回ずつ書け!今までやってきてできないんだから、今まで以上の取り組みをしろ!!!」


とですね、マシンガンのように怒鳴りまくってしまいました。でも、でも、全部本音です。



普段の喧嘩なら、長男が「もういい!」と言って席を立つと、ハイハイ!いけや!って感じでこっちも対峙するのを放棄するんですけど、今回ばかりは絶対諦められません。ここで手放したらマジで長男は終わります。すでに授業についていけてないんですから。


長男「もういいよ!」


私「ダメだ!座れ!」


の攻防が続き、満を持してのパパ登場、バーサク状態の母と交代しました。


長男その後は取り組んでいました…。まー、なぜでしょう、いくらやっても全然できないんですけどね。


大丈夫、まだ続けられます。今回ブチ切れてしまったけど、よかったかもしれないとも思います。家庭学習故にどこか本気度が足りないという雰囲気は感じていたので…。


GABA飲まなきゃ…