アコースティックギターのリペア | スタッフブログ|ギターパーツの通販、ギターの修理・リペア、カスタム、オーダーメイド - GUITAR WORKS(ギターワークス)
2012-02-06 11:43:31

アコースティックギターのリペア

テーマ:リペア
みなさまギターの調子はいかがでしょうか?
アコースティックギターなどは乾燥するこの季節、特に保管に気を付けてください!

というわけで、今回はアコギのリペアを少々ご紹介。

ボディバックのブレイシング(力木)剥がれの修理。ボディをコンコンと叩いてみて、剥がれている箇所を見極め、チェックします。写真のように、スクレイパーなどを差し込んでみると、剥がれている箇所がわかります。



次に、この隙間に接着剤を流し込み、ジャッキで押さえます。



奥まったところのブレイシング剥がれなどは手が届きにくいうえに、目で見て確認できないので指先の感覚と経験が頼りです。
力木剥がれ


ボディサイドの割れ止め修理。



まず、割れているところに接着剤を流し込み、固定します。
次にサイド板と同じ素材の木片(今回はローズウッド)を作ります。



これを割れている箇所に貼り付けます。



こうすることでこれ以上の割れを防ぐことが出来ます。

そしてダメージの入った塗装面をペーパーで整え、塗装に入ります。





現在塗装中!この時期は気温が低く、乾燥には時間がかかります。
ボディ割れ止め
部分塗装


そしてこちらは反ってしまったネックをアイロンで矯正中。
アイロン調整



自分のギターは今、どんな状態か気になっている方は、ぜひ自己診断でチェックしてみましょう!

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