高円寺の夜…って 何年経っても訪れる度に思い出すのは2つ歳上だった先輩の事なんです。
皆様も経験はあるかと思いますが… 学生時代と違って社会に出て「 お金を稼ぐ 」社会人になる、もしくは主婦になる… と言う「 いわゆる大人になった時 」 そこで出会う人達は「 学生時代 」とは違い、単なる友人になり得ない事が多いんですよ?
仲間、同僚の中で「 出世争い 」があったり、主婦間でも「 格差 」によるおかしな「 差別意識 」が存在したり…
だからこそ、純粋な友人達、いわゆる幼馴染や先輩達のことは忘れないんでしょうね。
高円寺…あらゆる意味で思春期の頃に、この街で過ごした様々な体験と…ある先輩が自分に与えた影響…は良い意味でも悪い意味でも、その後の人生観を変えていった。ギターに拘り続ける理由もココが原点ですね。
過去記事より抜粋↓
過去記事参照↓
https://ameblo.jp/guitarsland7/entry-12653015712.html
夏合宿…H.E先輩と知り合い、その先輩の友人と自分、珠算塾の一つ年下の後輩…いわゆる男女4人で「 合宿後も遊びに行こう!」が意気投合のキッカケでした。
夏合宿…H.E先輩と知り合い、その先輩の友人と自分、珠算塾の一つ年下の後輩…いわゆる男女4人で「 合宿後も遊びに行こう!」が意気投合のキッカケでした。
一つ年下の後輩は…選手としても優秀、段位も自分より上でしたが…自分同様にちょい訳のある13歳でした。今は立派になっているようで安心していますが、↓の中にいます。
一応自分も、夏は親父の仕事を手伝うバイトをしてたので…普段遊ぶお金くらいは稼いでいました。とは言え、14歳と13歳の野郎組と16歳の女子高生2人では…年齢差以上のもの…がある年頃だった…と言えると思います。
ビキニ姿の先輩2人に…野郎2人が心を射抜かれても何の不思議もありませんでした…
いつしかこの4人組は二つに分かれていました。
自分とE先輩、後輩とM先輩みたいに…
その頃に…早稲田通り沿いにあったロック喫茶、漂白人( さすらいびとって読みます。)は、自分とE先輩の待ち合わせ場所でもあり、メッセ交換場所でもありました。
リクエストしたレコードをかけてくれるロック喫茶…テーブルには無料タバコ🚬…当時の僕等にとって、こんなに居心地良い場所はありませんでした。ゲーセンより遥かに…
ロック喫茶って…イメージ的には↓な感じ。
メッセ交換場所と言うのは、漂白人にはお客が自由に書き込めるノートがあって、常連さん同士がレコード評を残したり、いついつ来ます…みたいなメッセージを自由に書き込めたんです。
携帯電話なんて、もちろん無い時代。電話📞をすれば大抵は親が出る時代…H.E先輩が自分に電話をくれた時も…変に亡き母に勘ぐられてたので、お互いに漂白人には行くんだし…このノートを使おう!と言うアイディアでした。ちなみに漂白人を教えてくれたのはE先輩。
この4人が二組に分かれた最大の理由が…自分とE先輩だけが、洋楽ロック嗜好で意気投合したから…はありました。
二人で横浜ドリームランドに行った日も…漂白人の前からタクシー🚕
ま…当時の裏番って何故かお金回りは良かったみたいで、自分もバイトはしていましたが、遊び代の殆どはE先輩が払ってくれていました。
アパートで一人暮らしだった先輩…とロック好きな後輩の距離が縮まる時間は…あっ!と言う間でした。でも…何故か?俗に言う男女のABCのCラインを超える事はない日々が続いていました。
夏休みの終わりと共に…お互いに学校生活が始まると…さすがに少しずつ距離が離れては行きましたが…自分が15歳になった一年後の夏休み辺りから、再度親密になっていきました。
自分が高校への進学が決まると、また少しずつ距離が離れていく…不思議な関係でしたね。
ただ、自分が高校生にもなり…バンド活動が活発になっていった頃に、たまたま地下鉄東西線の電車内で再会したんです。
「 K君!久しぶり!高校は学舎だって手紙くれたけど、アタシいま高田馬場のルノアールで働いてるんだ!暇な時にはおいでよ!」
翌週には…バンドメイトのマサヒロを誘って高田馬場のルノアールへ!
マサヒロが羨ましがるくらい、就職した19歳のE先輩は魅力的なお姉さんになっていました。
夏だけの…不思議な関係が2年続いて、ブランクな一年があった上での偶然の再会。
漂白人に通わなくなっていた理由のひとつが自分が15歳で江東区に引越したこともありました。
何度か高田馬場ルノアールに通って、先輩の仕事終わりを待つ日が来ました。
「 もうすぐ終わる!待ってて!」
高田馬場から二人して東西線のホームへ向かいます。
「 アタシ、引っ越したんだ。中野のアパートから高円寺へ…むしろ前より狭いアパートだけどさ!」 なんて会話をしながら…高円寺駅へ降り立った時間は23時は楽に過ぎてました。
当時は正義感が強かった自分は、E先輩の悩み話しに…半分ブチ切れてました。
「 イマの彼氏さ…K君の一個上、学舎にいるんだけど…オレも一人に縛られたくないから…みたいな事言うんだよね…」
怖いもの知らずだった自分は、この話しを聞いて昼休みに、学校内で3年生のクラスを尋ねてE先輩の彼氏とやらを探した訳です。
あっ!と言う間に本人登場。見つかりましたが…
向こうは向こうで、1学年下を軽く見たのか?
「 H?あぁ…付き合ってるって言うか?何人かいるオンナの一人さ。お前もヤッたの?構わないよ!全然。いいオンナだろ?」
とケラケラ笑い飛ばす姿に…元サッカー部で、一個上の先輩達にも知り合いがいる関係上、このヘラヘラ男をぶっ飛ばすのは辞めました。
ぶっ飛ばす価値がない…と判断したからです。
そして…この事をE先輩に言うべきか?言わないべきか?を悩んでいた時に…バンドのリハ帰りに、高田馬場ルノアールへ向かうと…
「 あ〜!エレキギター持ってる!前はさ。アコギで無理矢理弾いてたよね!パープルとか!😆
聴きたいな!今夜弾いてよ!アタシんチで。成長したかどうか?判断したげる!」
E先輩に言われたら…断りようがないので…
帰宅は諦めました。早々と「 中野の後輩の家に泊まる。明日は中野からガッコー行くから?」とオフクロにアリバイ工作電話を入れると…
またまた降りたったのは高円寺駅。
E先輩の引っ越し先のアパートへ向かう為…でした。
クライマックスの続きは…後編にて!
本日のBGMはまさかのコチラ💁で!
ちなみに昨日から体温35.1度。 低血圧、低体温の為…外出は極力控えております。ファイナルセールパート3再開は…明日からかな?
あ〜 しんど!