はい、少し時間をおきましたがヒールが完成しました

まず始めはネックのブロックにヒールブロックを接着するための下準備が必要です
今回は650mm(実際は652mm)のスケールを採用するので12フレットの場所、つまりボディとネックがジョイントする部分を正確に測ります
ナットの終わりの部分から正確に325mmです






場所が決まったら線を引いて、ヒールブロックを接着します

はい、一晩で接着完了

そして、ヒールを整形していくのに図面を書き込んでいきます


図面に沿って切っていきます

これはボディをはめ込む溝です(つまり12フレットがくるところです)
ここはきっちり2.5mmでなければなりません。なぜならサイドの板が2.5mmでこの溝にジャストフィトしなければならないからです
もっているあらゆるやすりを駆使してきっちりに仕上げました(実はこれに一晩以上かかりました)

こんどはヒールを形作っていきます
木工棒ヤスリでがじがじ削っていきます
そしてしれいに表面も仕上げていきます


はい、できあがり
うーん、ここまで来るとネックっぽいですね
ネック本体はあとあと形成するので、ひとまずネックは終了です




ふ~、ネックを作るのは一番めんどいというのは本当でした
でも、一番木工っぽい工程でもあります
ここまで木屑のゴミがでるのもこれ以降あまりないでしょう

苦労しました。手に豆も出来ました


あ、ちなみに最近の作業は倉庫を大掛かりに片付けた作業場で行っています
がっしりした作業台も3台作りました
いよいよ、「工房」っぽくなって来ました
でもエアコンがない分暑いです。汗だくでの作業はサウナ効果もあって、日々やせていってる感じです・・・・・・
昼間は暑すぎるので早朝と日が沈んでからの作業が多くなってきました
日本の高温多湿は予想以上に厳しいですね(汗)



次の作業はトップかサイドですが、下準備がまだなのと道具がまだそろっていないので次回のアップはしばらくしてからになるかもしれません・・・・・・・
途中の写真がないですがヘッドが9割方完成しました
最終的な仕上げはまた後のほうで・・・・・

前回はヘッドに化粧板を張り合わせるとこまででしたね
それで、テンプレートを張って糸鋸でくりぬいていく予定でしたが、テンプレートを張ると糸のこの許容範囲を上回る厚さでしたので却下(汗)
そこでヘッドに直に設計図面を貼り付けてそれに沿って切り抜いていきました

途中には様々な苦難が待ち構えておりかなり当初の予定を変更してまいりました
まず、デザインが左右非対称になってしまったので、それを修正するためヘッドをかなり削って小さくしてしまいました。
なので、ハウザーのはずがトーレスくらい小さくなってしまいました・・・・・・
ということで、新旧ごちゃ混ぜのスペイン式になってしまいそうです(汗)

糸巻きをはめ込む穴を開け、ヘッドの真ん中をくりぬき全体のデザインを補正
かんな、紙やすり、やすり、のみ、彫刻刀などを駆使して仕上げていきました
その結果がこれ



裏のメープルも綺麗です


ペグもピッタリ!!


ふー、たかがヘッドを作り上げるのに二日間汗だくになって作業してました(蒸し暑さのせいもある)
腕も筋肉痛です

次回はネックのヒールに取り掛かります
一時作業を中断してまして、再び再開です

今日の作業はヘッドの化粧板(ヘッドプレート)を張り合わせる作業です
実はクラシックギターは外見での区別をつけるところはヘッドとロゼッタくらいです
言ってみれば一番音に関係のないところです

オサレさんはここに力を入れてデザインしてるみたいです
最初の一本ですが多少こだわって見ました
ヘッドの化粧版の板を表と裏の両面に張ってみることにします

というわけで、先日作ったネックのブランクのヘッドの裏の部分を加工してやる必要があるわけです
要は、平らにしないといけないわけです

平らな面を出す特別な機械は持っていないので原始的に鑿(ノミ)とカンナでがんばるわけです



この角度がつくあたりはかんなも刃が届かないので余計にがんばるわけです



出来ましたが、写真では出来てるのかどうか分かりませんね



今回使用する化粧板たちです
右からヨーロピアンメープル、薄いエボニー、薄いメープル、エボニー

で、こいつらをこんな風に重ねていくわけです

接着剤を一枚一枚に塗って、これでもかとクランプします

またもや集団クランプ
このまま一晩乾かします


もう一つ作りました
ヘッドのテンプレートです

あ、言い忘れましたが今回はヘッドのデザインは1937年製のハウザーをモデルにして行きます
しかし、本来はV字でジョイントする面倒くさいヘッドは省略するという、徹底の無さ・・・・
ドイツ式ギターの代表格のハウザーのデザインでスペイン方式のギターを作る
全くもっていかがわしいギターが出来上がりそうです

テンプレートに話は戻りますが、薄い板にデザインの図面を貼り付けます
そしてそれに沿って切り抜いていきます



こんな感じに出来上がりました
ここでもノミをフル活用です(フー)