光はしたがって色 | Reiオフィシャルブログ「Rei's Rainy Monday」Powered by Ameba

 

ウィリアム・ターナーが言っていたように、

"光はしたがって色" なんだなとおもう。

 

 

ライヴが終わったら達成感に溢れて、

トンネルを抜けた先の光に飛び込んでいくような

そんなステキなものを想像していた。

 

実際にとても視界も思考もクリアになって、

言葉にできないくらいの感動があった

(来てくれたみんなありがとう)

 

だけど

 "みえすぎるとみたくないものまでみえる" もので、

 

案外と

みえるようになった美しいものより、

みえるようになった見苦しいものの方が

多いように感じて、

 

 

今はあれから壊れた振り子のように

バカになった感情を

両手で

"じっとしろ、じっとしろ"

と力を込めて押さえ込もうとしているよ

 

 

ーーーーーーーれいちゃんカッターーーーーーーーー

 

 

先日、馴染みの喫茶店の馴染みの席で、

いつもと同じ科学ビーカーのコップに入った、

いつもの味のアイスコーヒーを飲み、

 

それなりの味だけど、

なんだかたまに食べたくなるハンバーグを食べて、

いつものひとと、暖色の明かりの下で。

 

沈黙の中、それぞれの仕事をしたり、

本来の話から逸脱して

最近かっこよかった曲を教えあったり、

 

ただただ "このひとは笑顔が似合うな" などと

余所事を考えながら

溜まった悪口を言いあったりした。

 

帰り道は冷たい雨が降っていて、

やっぱりわたしは傘を忘れていて、

「今日から秋だね」と互いに確かめたら

 

坂をくだった先の三叉路で「さようなら」と別れた。

 

ーーーーーーーれいちゃんカッターーーーーーーーー

 

忘れられていくような

とりとめのない感情や日々を

音楽にしたいね、せめてね。

 

写真は北海道でライジングいく時に乗るバスの中で

HiGEを聴くわたしだ。この日の夕陽が綺麗だったことは、まだ曲にはしていないけど、ちゃんと覚えているぞ。

 

 

みんな、靴下を履いてねてね。

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