Barclay シーズン2
「レスポール・ゴールドトップ」
(前回までのストーリー)




シリーズ化すると大変なんであまりシリーズ化したくないのですが、続きです(汗

まだ裏側を見せていませんでした。

ゴールドトップのバック(裏側)の色って3種類あるんですね。

・GOLD BACK (表と同じゴールド)
・NATURAL BACK (茶色の木目)
・DARK BACK (黒に近い焦げ茶色)

で、うちのは・・・

完全に黒ですね。
ネットで見てると完全な黒にしか見えないDARK BACKも結構あるのでこれもDARK BACKということでいいでしょう。
(え?駄目ですか?)


私はゴールドトップの裏側はみんな木目だと思ってたので、なんか黒っていうのが引っかかってたんですけど、
まぁDARK BACKが好きなマニアもいるようだし?だんだん良く見えてきました(笑


ネックはもう1本のBarclayと同じく、プレート無しの4点止めボルトオンなので、



「力を入れればネックが動く程度」にボルトを緩めてやれば多少はネックの取付け角度を調整出来ますので、

例のこのズレを直します。




(調整前)



(調整後)


うーむ。

だいぶ直りましたがこれで限界です。

ボルトのバカ穴を広げたりネックポケットを広げたりすればもっと寄せられますが、まぁこんなもんでいいのではないかと。
(え?駄目ですか?)



「なーんだ、簡単に直っちゃたなー。」


なんて思いながらアンプに繋いで音を出してみたわけですよ。


そしたら・・・

フロントはいい音なんですけど、リアが異常に音が小さくて、しかもスッカスカのペラッペラの音で、コイルや配線が断線しかけてるかPOTが壊れてるかのような、駄目な音でした。



「ジャンクじゃん・・・」




まぁでも全然OKですよ(笑


このボディさえあれば最悪ピックアップと配線を交換すればいいわけですから(笑


でも原因は突き止めないとね。


しかし様々なポジションを弾いて確認したら、フロントならフロント、リアならリアで固定して弾いても、7フレットから12フレットあたりで4弦3弦あたりが妙に音が出なくて5弦6弦は音がデカい。



「もうメチャクチャじゃんこれ・・・」



まぁでも想定内っていうか、

まだ何も調整してないんで

ここでようやく各部をチェックするわけですよ。



まずは弦高が低過ぎるし
若干逆反りしてました。



しかも弦がこれ。
チューニングしてあって張力がかかってるのにボコってなってる。



なんかクネクネしてます。


とりあえず弦高を2mmにしたら4弦3弦あたりの音が詰まって出ない症状は直って同じピックアップでの音のバランスは良くなりました。

でもフロントとリアの音量差が半端ないって。


音量差半端ないって。



P-90は初めてなんでピックアップの適正な高さがよく分からないのね。


多少動かしてみたけどあんまり変わらないし、ベースみたいにスポンジをかまして調整するタイプだから高くするとグラグラします。



POTや配線の可能性もありますが、


配線を外さずにチェック出来ることだけテスターで測ったところ、可変の具合も悪くないし、配線の接触不良も無さそうです。

しかし・・・

なんかメチャクチャな配線でした。
ピックアップの線がVOLUMEじゃなくてわざわざ遠い所にあるTONEに行ってるし。

そのへんはまた後日、絵を描きます。


それよりピックアップの配線を外して直流抵抗を測ったら、
・フロント=6.90kΩ
・リア=6.86kΩ
でした。

つまりフロントとリアの出力が同じなんですね。


なるほど、だからか!



急いでネットであちこちのP-90搭載のゴールドトップの写真を見て回り、


うん、これだ。💩

と。




(続き)