明日またドライブ小旅行に出ますが、今回は先にその日に向けて作ったCD-Rを記事に上げます。
今回は20曲、早速。
◎1曲目
Up!
Shania Twain
(2002)
シャナイア・トウェイン実に15年ぶりの新譜が今月ついにリリースされます!
今年初め頃にFacebookで新譜の予告が上がり、どうやら本当であると分かって僕も期待が高まってきました。
そう、まさに「ついに」です。
今回は、俗っぽい言葉で言えばシャナイアを「アゲてゆこう」ということでまさに「アゲ」="Up"からCD-Rはスタート。
1曲目にもふさわしいし。
そしてここでは通常のではなく「カントリー・ヴァージョン」を選び、これで「カントリー枠」もクリアしたのでした。
新譜、楽しみ。
◎2曲目
Rockin' All Over The World
Status Quo
(1977)
弟がステイタス・クォーのデラックス・エディションを買い集めていて、買う度に僕も聴く(耳にする)わけですが、まだあまり聴いていない僕としては、ステイタス・クォーといえばやっぱりこれになりますね。
なんといってもジョン・フォガティのカヴァー曲ですから。
かの「ライヴ・エイド」英国ステージの幕開けとして歌われたこの曲、ここでも1曲目にと思いましたが、いつも言うように1曲目は割と以上になじみがある曲の人を置きたいので。
(まあシャナイアもとってもよく聴いてきたかといえば否ですが)。
でも、そういうことは抜きにしてほんとうにいい曲いい演奏です。
◎3曲目
If You Let Me Stay
Terence Trent D'arby
(1987)
テレンス・トレント・ダービーは「笑う洋楽展」で取り上げられて聴きたくなりました。
番組で使われたのはWishing Wellでしたが、僕はやっぱりTTDといえばこの曲でトドメを刺されます。
ソウルが好きな友だち2人が異口同音に「ごきげんなソウル」と評していたこの曲、もうほんとうにその言葉がぴったり。
だから必然車にも合うのでしょうね。
ところで、番組で彼は現在「サナンダ・マイトレイヤ」と名乗って活動していることが紹介されていましたが、この「マイトレイヤ」は「弥勒菩薩」の梵語であるという主旨のことをみうらじゅん氏が話していました、知らなかった。
でも彼は仏教徒ではないらしいから、いかにも謎めいた人物というイメージをさらに増幅させる話ですね。
今彼はイタリアのミラノに住んで音楽活動をしていることもネットで知りました。
◎4曲目
Jump (For My Love)
Pointer Sisters
(1983)
ポインター・シスターズのこれも「笑う洋楽展」絡み。
そのものこの曲が取り上げられていて、ドイツかどこかのテレビ番組のスタジオライヴの映像が使われていましたが、サビの"Jump”と歌うところでメンバーがほんとうに小さくジャンプするのがかわいらしいと、みうらさんと安斎さんも笑うというよりほめていました。
ほんと、カンガルーみたいでかわいらしかったし(笑)。
ただ、ビデオクリップを観ると色っぽい系で、爽やかな曲のイメージとは微妙に違うような気もします。
まあ、根底にあるのはそれなのでしょうけれど。
◎5曲目
Mr. Blue Sky
Electric Light Orchestra
(1977)
ELOのこれは最近スズキ自動車のCMで使われていますよね。
テレビから唐突に聞こえてきたこの曲、しかし僕はですね、ELOはリアルタイムだったTIME以外はほとんど聴いていなくて、有名な曲も口ずさむことはできず、あああの曲ねくらいだし、この曲が入ったOUT OF THE BLUEもなじみがあるとは言えない。
車用CD-Rはそういう曲にこそ真価を発揮でしょう。
この曲はこれからなじんでゆきます。
なおここは前の曲で"jump"して"blue sky"に飛び込む、という流れになっています、念のため。
◎6曲目
Love Is Blue
Jeff Beck
(1968)
先月、彼女と石狩市「はまなすの丘公園」に鳥見に行きました。
石狩川河口付近でオジロワシを見ているとちょうど正午になり、川の向こう側(右岸、僕たちがいたのは左岸)から、どこかのきっと公共施設が流す正午を知らせる音楽が聞こえてきました。
それが「恋はみずいろ」、BGM風に編曲されたものでした。
それを聞いて次のCD-Rにはこの曲を入れるぞと決めましたが、ポール・モーリアも家にCDはあるけれど、せっかくロックサイドであるのだからとジェフ・ベックになりました。
しかし、石狩川で「恋はみずいろ」、ある意味シュールな体験(笑)。
ああそれからこの2曲は当然"blue"つながりです、はい。
◎7曲目
Hands Clean
Alanis Morisette
(1998)
アラニス・モリセットのこの曲は何回か前からずっと候補に入れては最終的に落選を繰り返していたので、今回さすがに入れました。
アラニスの中でもこの曲は清らかに響いてきます。
◎8曲目
Big Time
Peter Gabriel
(1986)
倉本聰脚本「風のガーデン」を録画で観ました。
ドラマは「天使ガブリエル」が重要な「登場人物」。
元洋楽バカとして、「天使ガブリエル」と言われて真っ先に思い浮かぶ人・・・やっぱりピーター・ガブリエルでしょ!
というわけでドラマで「天使ガブリエル」が出てくる度に、ピーターのこの曲が頭に浮かんでいたのでした。
◎9曲目
When I'm Back On My Feet
Michael Bolton
(1989)
これね、マイケル・ボルトンの、好きなんですよ。
アルバムSOUL PROVIDERは当時大好きでよく聴きましたが、大ヒットしたHow Am I Supposed To Live Without Youももちろんいいけれど、しっとり落ち着いたこれがより気に入り、時々思い出しては聴いてきている、そんな曲。
この曲、ベスト盤に入っているシングルヴァージョンはドラムスが入っているのですが、僕はドラムレスでしっとりと響いてくるアルバムヴァージョンの方が好きで、CD-Rももちろんそちらを入れました。
ところでこの曲はダイアン・ウォレンが書いたんですね、今回までずっと知らなかった。
そういえば曲にそつがなさすぎる、か。
マイケル・ボルトンは自らも作曲家ではあるけれど、いい歌は好んで歌う、その姿勢がいいですね。
◎10曲目
Reason To Believe
Bruce Springsteen
(1982)
前回Hungry Heartを入れてから頭の中に流れてきたブルース・スプリングスティーンの曲が、なぜかと言ってしまおう、ヒット曲ではない地味なこれでした。
なんでだろう、ほんとうに分からない。
確かにTHE RIVERの次のNEBRASKAに入った曲ですが、でも僕はその頃まだボスをリアルタイムで聴いておらず、それが連続した2枚であることは後付けで知ったことでした。
まあしかし、NEBRASKAを聴いて強く印象に残り、10代の心に刻まれたことは間違いないようですね。
タイトルを歌う部分の大きく流れる歌メロは大好きです。
◎11曲目
Roll With It
Steve Winwood
(2017) - (1988)
スティーヴ・ウィンウッドの新譜が出ました。
WINWOOD GREATEST HIT LIVEと題したライヴ盤、スペンサー・デイヴィス・グループ、トラフィック、ブラインド・フェイスそしてソロと広く網羅したもので、まさにタイトル通りベスト盤としても聴くことができます。
細かい話は(多分)他の場所に譲るとして、今回せっかくだからそこから1曲ぜひ入れたくて選んだのがこれ。
アルバムROLL WITH ITはリアルタイムでよく聴いたウィンウッドでは唯一のアルバムで、僕は昔は彼を嫌いでしたが、7年ほど前に目覚めて凝り出してから、なぜか昔よく聴いたこのアルバムだけはほとんど聴いていません。
まあだから今回は表題曲であるこれしかないと思いました。
ただ、この曲、エリック・クラプトンとの札幌公演では
演奏していなかったので、もしかしてスティーヴ自身、この曲があまり好きではないのかも。
考えられるとすれば、コマーシャル過ぎるということかな。
なんせビルボード誌No.1になってますからね。
まあいずれにせよやっぱり最高にいい歌!
なお、貼り付けた映像はオリジナルのビデオクリップで、今回のライヴのものは見つかりませんでした。
◎12曲目
Bye Bye Love
The Everly Brothers
(1959)
エヴァリー・ブラザースのこれは最後に決めた曲です。
というのも、残り時間が3分以下だったので、そうなると入れられる曲は決まってくる、主に古い歌。
だったらエヴァリーにしようと思い、僕が持っているベスト盤の最初に入っているこれを選んだというわけ。
でも流れに変化が出てよかったかな、もちろん好きな曲だし。
でもこれはオリジナルのエヴァリーよりも、サイモン&ガーファンクルで有名な曲かもしれません。
貼り付けた映像は1983年のライヴ。
まあこれ自体も古いですが、さらにそれから20年以上前のヒット曲ですから。
◎13曲目
True Love
George Harrison
(1976)
ジョージ・ハリスンの歌うこれはコール・ポーターの曲。
ジョージはスタンダードのカヴァーが結構好きですが、そこに必殺技スライドギターがまさに縦横無尽に走り回る、これはジョージの隠れた名曲名演ではないかと僕は思う。
ダイナミックに裏表に動く歌メロもジョージの声には合っていますが、それにしてもいつになく感傷的に大きく歌っています。
しかしこの映像を僕は初めて見た、あるのを知らなかった。
古い曲のカバーだけにアンティークな雰囲気のビデオ。
ユーモアが濃い、ちょっと間違うとおちゃらけになりかねない。
さすがは「ぶっ飛んだ常識人」ジョージ・ハリスンらしいと、思わず微笑んでしまいました。
そして今回のいい偶然。
この曲の歌詞には"guardian angel"=「守護天使」が出てきますが、今回の「守護天使」はガブリエル、ということで。
◎14曲目
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fimg01.naturum.ne.jp%2Fusr%2Fg%2Fu%2Fi%2Fguitarbird9%2F20170918CDRRose.jpg)
Doin' Fine
Jewel
(2003)
ジュエルを久し振りに聴きたくなりました。
先ずそこがスタート、さて何の曲をと考え、今回はこの曲に。
この曲を最初に聴いた時、日本人で誰かカヴァーすれば日本で結構売れるんじゃないかな、と思いました。
数年後、「めざましテレビ」で、日本人と思われる僕が知らない誰か女性が歌っているこの曲がBGMで流れていました。
なぜ日本人かというと発音がそう聞こえたから。
それが誰で売れたかどうかは不明、多分売れてないですが、でもこの曲はきっと日本人には合うという僕の直感が当たったようで嬉しかったです。
青春を謳歌する感じが僕のこの歳では微妙に恥ずかしいですが、やっぱりいい歌だと再認識しました。
ところがこれ、You-Tubeに映像がありませんでした。
カラオケのはあったのですが、それじゃあ意味ないし・・・(笑)。
この曲を聴いていただけないのは残念きわまりないです、はい。
◎15曲目
Funiculi Funicula
Luciano Pavarotti
今回の「ルチアーノ・パヴァロッティ枠」は、世界初のCMソングと言われているこの有名な1曲。
最近北海道ローカルのラジオCMでも使われていますが、歌詞を変え(多分)世界中で歌い継がれている名曲ですね。
You-Tubeで見つけたこの映像はアイリッシュのチーフタンズと共演しているものでした。
◎16曲目
One Love / People Get Ready
Bob Marley
(1984)
「ベストヒットUSA」でボブ・マーリーが取り上げられました。
小林克也さんによれば、ボブ・マーリーはテンプテーションズやインプレッションズといったソウルグループが大好きで、そういう音楽もやりたいという思いがあったそうで。
それでこの曲にはメッセージを込め、インプレッションズの名曲"People Get Ready"がスラッシュつきで副題としてつけられている、ということで僕の長年の謎が一気に氷解したのでした。
初めて聞いた話ですが、そう言われるとボブ・マーリーに親近感が少しだけ沸いてきました。
(基本的に人間としては近寄り難い人のイメージがあります)。
◎17曲目
Eminence Front
The Who
(1982)
これは突然浮かんで聴きたくなった曲。
キース・ムーンがいなくなった後のザ・フーでは僕は断然この曲が好きですが、これが入ったアルバムはほとんど聴いてこなかったので、余計にこれ聴きたくなりました。
ロックが持っている本来の「カッコよさ」に満ちあふれた曲。
しかもかなりブルージー、さすがピーと・タウンゼント。
この頃のピートはソロ活動に熱心でいい曲をザ・フーには回したくなかったそうですが、これは回してくれてよかった。
別にピートの曲でも好きにはなっていたとは思うんだけど。
ここでもピートが歌っていますが、ロジャー・ダルトリーのコーラスにはコーラスとは思えない鬼気迫るものがありますね。
今回のCD-Rとしていえば、これから次の曲への流れが強力で、この2曲のラインが先ず決まりました。
さらにその次へと、終わりに向かってハードになってゆきます。
◎18曲目
Ramble On
Led Zeppelin
(1969)
秋ですね。
秋の洋楽とくれば僕はヴァン・モリソンのMoondanceかレッド・ツェッペリンのこれかになります、僕の場合は。
(さらにもう1曲挙げるとすればビートルズのSun King)。
そう思い始めた途端、この曲のベースラインが頭の中に流れてきて止まらなくなり、即決しました。
ロック史上僕が最も好きなベースラインを持つ曲と断言します。
そしてこの曲は秋になるとZepで一番好きな曲になります。
(通常期の1番はThe Roverなのですが)。
オリジナルが好きで歌詞を見ていただきたいためこのYou-Tube映像にしました。
◎19曲目
Right Now
Van Halen
(1991)
NFLが開幕しました。
開幕試合は日本時間9月8日に行われた
ニューイングランド・ペイトリオッツ対カンザスシティ・チーフス
の試合、見事KC勝利!
録画で試合を観ましたが、現地会場でこの曲も流れていました。
前回「80年代以降HR/HM枠」を設けることにしたと書きましたが、それを聴いてこの枠が埋まりました。
ところで、この曲のPVはMTVビデオ大賞を受賞しましたが、その制作者であるキャロリン・ボイグさんは、あの「9.11」で犠牲になったひとりだったんですよね。
9月に聴くには某かの弔いにもなるかな、と、入れることを決めた後で気づきました。
しかしこのビデオクリップは今観ても風刺や皮肉が効いていて面白くとても興味深い。
僕がいちばん好きなのは、熊が川の中で鮭を食べるシーン。
"Right now, it's business as usual in the woods"
「今現在、森の中はいつも通りにことが行われている」。
ところで余談、KCは2週目も勝ちました。
でも勝った相手が僕一押しのフィラデルフィア・イーグルス。
まあ、今年はKCの年になってもらいましょう。
◎20曲目
Walk The Dinasaur
Was (Not Was)
(1987)
ヘヴィな3曲が続いて最後は明るく楽しくユーモアがある曲に。
今回はワズ(ノット・ワズ)のこれ行きます。
昨年記事を上げていましたが、CD-Rに入れるのは今回が初めて。
明るくて楽しく軽いけど、音楽のつくりはしっかりしていますね。
僕が好きなのは、サビで短く入るホーンのタイミングとフレーズ。
ドン・ウォズは今はブルーノートの社長を務めていますが、この人の音楽愛は本物なのだとあらためて思います。
◇
いかがでしたか!
今回「ピアノマン枠」がなかった、ビリー・ジョエルかエルトン・ジョン。
まあ、参考にするというだけで、入れたい曲が他にあれば、無理して枠を設けるものでもないですね。
今日は雨、しかし午後から雨は上がり、しかし風が少し強くなりました。
明日のドライブ小旅行は台風一過の青空を期待していますが、予報はそれほど芳しくないのです。
なんとか晴れてほしい。
最後は旅先とは関係ない、地元札幌大通公園秋の薔薇風景写真を。
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