「ディスタント・ドラムス」薔薇が咲いた | 自然と音楽の森

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 ちょうど2か月前、僕は、近くのホームセンターで売られている「ディスタント・ドラムス」という薔薇を見て、ベット・ミドラーのFrom A Distanceを思い出すという記事(こちら)を上げました。


 その薔薇「ディスタント・ドラムス」ですが、今月に入り、ついに30%引きに値段が下がっていたので買いました。

 そして4日前の8月24日、花が咲きました!


 「ディスタント・ドラムス」 Distant Drums

 クリーム色にくるまれたオレンジ色の花びら。

 珍しい、見たことがないタイプの色の薔薇です。

 ついていた商品札の写真はもう少しなんというかごくごく薄~いラベンダー色のように見えたので、あれっと思いましたが、僕はオレンジ色の薔薇が欲しかったので、これはこれで喜びました。


 しかし、です。
 次にお見せするのは2日後の8月26日の写真。





 真ん中があまりにもほのかなオレンジ色に変色していまいた。

 開花翌日にもうその兆しが見えたのですが、こんなにも色が変わるものなんですね。

 商品札の写真はしかしこちらの方が近いので、これがまあほんとうの色なのでしょうね。



 そしてさらに2日後の28日今朝の写真。





 でも、決して不満なわけではありません。

 色が変わるのを楽しめる薔薇であり、僕が好きなオレンジ色は開花した日にしか楽しめないのも、またそれはそれでいいですね。





 開花初日の写真をもう一度。

 ビデオカメラで撮影して早回しで見ると、色がだんだんと落ちていくのが分かるかもしれないですね。
 
 買ってよかった。
 冬をちゃんと越させないと。








 「バーガンディ・アイスバーグ」 Burgundy Iceberg

 今年はもう一株、薔薇を買いましたが、こちらは大通公園「バラフェスタ」を見に行った彼女が選んで買って来てくれたもの。

 こちらもちょうど今咲いています。

 「アイスバーグ」という品種は大通公園12丁目に植えられていて、白くて小さめの花がたくさんつくのは知っていましたが、それの「バーガンディ」赤紫版、あるんですね。

 真っ赤ではない、不思議と引かれる色です。





 今年は大通公園や「えこりん村」など、薔薇が売られている場所を何度か見て回ったおかげで、薔薇の品種について、なんとなく、つかめてきました。

 「バーガンディ・アイスバーグ」は葉っぱが小さく薄くて表面のてかりがあまりない。
 この手の薔薇は初めてで、薔薇といっても多種多様であり、そこが楽しいんだ、ということも分かりました。


 さらにもう一株買いました。

 ピエール・ドゥ・ロンサール Pierre De Ronsard

 つる性のこれは植えられているお店などが多く、彼女が気に入ったので購入したものですが、まだ株が小さく、今年は花をつけませんでした。

 来年のお楽しみ。


 そして来年の楽しみといえば、大通公園にある「ムーンダンス」 Moondance、もちろんその名前(ヴァン・モリソン)からどうしても欲しいのですが今年は市内で売られているところを見つけられず、また来年です。








 ザ・マッカートニー・ローズ The McCartney Rose
 
 こちらも今咲いています。

 昨年秋に移植し枝切をして冬を越させましたが、今年も赤い葉がよくのびて花を咲かせてくれました。

 こちらは越冬うまくいったかな。






 マッカートニーのアップ。

 でも、もうひとつあった「レッド・クイーン」 Red Queenは越冬に失敗して春先にほとんど枯れかかっていました。
 しかしなんとか回復し、6月に小さな花をつけました。
 だけどまだまだ株は弱い、今年はちゃんと越冬させよう。

 その前に。

 庭で薔薇を植える場所、地拵えからしないと・・・


 ここであの曲をもう一度。




 From A Distance
 Bette Midler
 (1990)



 しかし今日はこの曲を聴きながら記事を書いていました。




 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 ヒラリー・ハーン(Vn)

 CDを買ったばかりもばかり、今日届きました。

 同じヒラリー・ハーンですが、CDの方は、エサーペッカ・サロネン(指揮)、スウェーデン放送交響楽団によるもの。

 一方こちらはデータがないのでよく分からないのですが、指揮はどう見てもロリン・マゼールですね。

 シベリウスと薔薇は直接結びつく要素がないと思われますが、(僕の不勉強なだけであるかもしれないですが)、でも、ハーンのヴァイオリンと曲のイメージがなんとなく今日の薔薇には合うなあと感じたのでした。