Love Touch ロッド・スチュワート イーグルス7勝目! | 自然と音楽の森

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洋楽の楽しさ、素晴らしさを綴ってゆきます。

20141116RodStewart

 ◎Love Touch (Theme from LEGAL EAGLES)
 ▼ラヴ・タッチ
 ☆Rod Stewart
 ★ロッド・スチュワート
 released in 1986 from the album ROD STEWART
 2014/11/16

 ロッド・スチュワート1986年のTop10ヒット(第6位)が今回イーグルス応援の曲。



 わがフィラデルフィア・イーグルス7勝目!

 第10週目は、地元にカロライナ・パンサーズを迎えてのマンディナイトの一戦。

 試合結果

 カロライナ・パンサーズ 21-45 フィラデルフィア・イーグルス

 勝ちました!

 カロライナ・パンサーズは昨年は12勝4敗、NFC南地区で優勝しましたが、今年は自慢のディフェンスがうまく機能せず、エースクォーターバックのキャム・ニュートンもいつまで経っても本調子にはならず、この試合の前まで3勝5敗1引き分け。
 だから、この試合はイーグルス勝てるだろうと見ていましたが、予想通り。

 ただ、カロライナも応援しているので、少々寂しくもあります。

 イーグルス、エースQBニック・フォールズが怪我で欠場となるであろうことは前回触れました。
 
 控えQBだったマーク・サンチェスが先週の試合はうまくまとめて勝利。
 今週はそのサンチェスが先発、いい仕事をしました。
 サンチェスは前のチームで先発降格となり、怪我で休んでいる間にいろいろ考え、それがいい方に出ている、というのが本人の談。
 イーグルスで試合に出る以上もちろん応援はしています、これからもイーグルスを勝たせてください。

 ところで、今年のイーグルスはなぜ強いか分からないというアナリストの言葉を以前紹介しました。

 試合を観て、少し分かってきました。

 ディフェンスとスペシャルチームのビッグプレイが多いことで、オフェンスの不足を補っていたのであろう、と。

 例えばインターセプト、ファンブルフォースとリカヴァー、キックやパントのリターンでのビッグゲイン、などなど。
 それらが、試合の実際の数値以上に、チームの雰囲気を盛り上げている。

 マンディナイトの試合だったのでもちろん放送があり(録画でしたが)、じっくりと観ましたが、やはり文字だけでは伝わってこなかった部分が見えてきました。

 あと7試合、強敵や好敵手が待っています。
 このままよい雰囲気で進んでほしいものです。



 さて、今週のイーグルスの応援歌は、ロッド・スチュワートのLove Touch 。
 
 なぜかというのは、副題を見ていただければお分かりかと。
 
 ロバート・レッドフォードとデボラ・ウィンガーが主演の映画LEGAL EAGLESのテーマ曲としてヒットしたからです。

 でもこれ、邦題が『夜霧のマンハッタン』。
 なぜ、という感じがしますが、でも実は僕、これは映画を観たことがないので邦題が伝えたいニュアンスはいまだに分かりません。

 1986年は僕は映画に凝っていた頃でしたが、一方で浪人生だからそれほどたくさんは観られなかった。
 レンタルビデオも1000円くらいした頃でしたからね。

 この映画はロッドが主題歌を歌っているというので観に行くつもりでいましたが、どうも、予告編やビデオクリップにあるシーンを観る限り、面白くなさそう、と思い、どうせお金を出すなら他の映画に回すことにしました。
 その後、ビデオレンタル、WOWOW、ケーブルテレビそしてDVDなど時代は変われど、まだ観ていないというわけです。



 大好きなアーティストでもあまり好きではない曲、ありますよね。

 話の前にお断りですが、この曲が大好きで、この記事を読んで気分を害された方がいらした場合は、お詫びさせていただきたいと思います。

 ただ、僕自身ロッド・スチュワートが大好きであり、僕は、大好きなアーティストのあまり好きではない作品については記事として書くこともありますが、そうではないものについてはわざわざ書くことはしません。
 
 その辺のことをご了解の上、お読みいただけるのであればお読みくださるようお願いします。



 この曲はMTV番組で新着として観て聴いて知りましたが、正直、「普通のポップソングをロッドが歌っている」以上には思いませんでした。

 作曲者を見ると、Gene Black, Michael Chapman, Holly Knight、となっていて、つまりはプロの作曲家が書いたもの。
 特にホリー・ナイトはロック系のアーティストに多く楽曲を提供していますが、でもこの曲、あまりいい意味ではなく、そつがない、あっさりとした感触の曲かなあ。

 というのは最初からずっと思っていて、今回記事にするに際して聴いてもそれは変わりませんでした。
 いつか好きになる日が来るのかなと思いつつ、この曲を口ずさむということもあまりしてこなかったし。
 
 ロッドの曲で好きな順番に並べていくと、間違いなく213番以内には入らないかと。

 しかし、ロッドだからこそこれだけ聴かせる曲になっているのではないか。
 サビの盛り上げ方、コーダのフェイクヴォーカルなどは「ロッド節」が出ていて、そこはさすがロッドと気持ちも乗ってくる。

 だけど僕としては不思議なことに、これは最高6位と大ヒットしたのですよ。
 ということは、好きという人がそれなり以上にたくさんいる、少なくとも当時はいたということなのでしょうね。

 まあ、歌手として余裕が出て、こういう「お仕事」も引き受けたのでしょうね、これはいい意味で。
 おいしいお仕事だった、と。

 ただし、これ、アルバムは地味だけど素晴らしいのです。
 それについてはいつかまた触れたいと思います。

 繰り返し、気分を害された方、申し訳ない。
 僕としても、そういう曲だからもう話はやめておきます。




 ビデオクリップは、映画のシーンとロッドの演技がうまく組み合わされていて面白いですね。

 ロッドは法廷で女性を侍らせ、弁護士も女性、ロッドは女性に擦り寄る。
 法廷でそんなことがあっていいのか、この先どこに流れていくのか・・・

 と思ったら、ネタばらしですが、最後のシーン、ロッドは留置場でベンチに横たわっている。
 すべてが夢、幻、妄想だったんですね。
 そうと分かってほっとしました。

 法廷のビデオクリップといえば、ジョージ・ハリスンのThis Songを思い出しますね。
 ジョージのMy Sweet Lordが盗作だと訴えられたことを自ら皮肉った曲とクリップ。
 そこには、女装したロン・ウッドが出ている。
 そうか、ここでロッドとつながっているんだな。



 音楽についての余談。

 今回、"Eagle"が関係する曲としては変化球で入ってきました。
 その曲が関係する映画に"Eagle"が入っている。

 同じような事例を、この曲の直後に見つけました。
 勘のいい方ならもうお気づきでしょう。

 イーグルスが次に勝ったら、その曲を取り上げますよ。



 フィラデルフィア・イーグルス

 今週は、僕のちょっとした気持ちの問題でこの記事が遅れてしまった結果、第11週目の試合はもう、この記事が上がる9時間後にはもうキックオフとなります。

 第11週目は、グリーンベイ・パッカーズと敵地で戦います。

 パッカーズは今季ここまで6勝3敗、NFC北地区の2位ですが、今年まだホームで負けていません。
 地力はあるチームだから、正直、今週は、イーグルスの負けを覚悟しています。

 まあ、パッカーズも応援しているチームの4番手グループだから、負けてもショックは少ないと思うし。

 でも、そういう気持ちで臨んだ方が気楽に観られてしかも勝てる・・・なんて虫のいい話はないですよね。
 少なくともそれは、人前で話すことではなかったか(笑)。

 Fly Eagles Fly !