
朝、風が変わった。
暑い日差しは変わらないけど。
今日、二十四節気の「白露」なのだそうだ。
(ちなみに揮毫は私の字ではありません。)
季節のない季節のなかでも、変わるものは変わるものだ。
ここ数か月の気の迷いが、一応けりがついた。
ひょっとしたらのかすかな望みが粉々に砕け散ったけど。
やっぱりな・・・
でも、30代のあの夜よりはましだ。今はもうこの場にとどまっている時間がないのだ。
それはあなたが望んでいるものではない。
そうか、それは一時の気の迷いだった。
人を怨むも恥ずかしく
人をほめるも恥ずかしく
何のために憎むのか
何の怨みで憎むのか
もう笑おう
もう笑らってしまおう
昨日の夢は冗談だったと。
(祭りのあと/吉田拓郎)