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日本中の病院、アメリカの病院までに佳美の手術を断られる。町工場の社長でもある坪井はモノづくりのノウハウで人工心臓開発製造を考える。大学の医学部の研究に申し出る。
10年後、佳美の死期が迫りつつあるが、アメリカの人工心臓の失敗から、大学は人工心臓の研究から撤退する。もし人工心臓が開発されても佳美の身体は手術に耐えられないことを知らされる。
佳美から今度は他の誰かを救って欲しいと言われ、人工心臓の開発を断念する。坪井は大学の研究者から外国製のバルーンカテーテルで事故が多発していることを知り、国産のバルーンカテーテルの開発に今度は挑む。
実話なんだそうだ。医学部特有の学閥主義や研究の縄張りなどよく聞かされるはなしが登場する。
しかし、挫折や頓挫の障壁に坪井はあきらめない。日本一あきらめの悪い男として、困難を乗り越えていく。大泉洋と菅野美穂がまたうまい演技を魅せる。菅野美穂はもうお母さん役やねんや。
最後の大泉洋とテレビのインタビュアー役の有村架純とのシーンはジーンときた。涙がウルウルした。
ええ映画でした。
原作の清武英利は以前巨人の球団社長をしていた。今の巨人の育成枠に尽力をつくしたがナベツネに逆鱗に触れ球団を追われた。
元々は新聞記者だった人。