沙織里が息抜きにライブに行っていた間だった。
沙織里の弟圭吾に疑惑がかかる。たどたどしい証言に余計に疑惑がかかる。
ニュース番組の記者砂田は、美羽の失踪事件をありのままにテレビで伝えようとするが、番組は上層部の意向により圭吾に疑惑がかかるような偏重報道になる。
SNSで沙織里夫婦と圭吾が炎上する。ありもしない目撃証言や嘘で沙織里は情緒不安定になり、圭吾は失職する。
そんななか、第二の幼児失踪のニュースが入る・・・
見なければよかったなあと後悔した映画だった。SNS沙織里や圭吾が振り回され、警察からは砂田にマスコミが報道するからだと責められる。偏重報道をした砂田の後輩が局長賞を取り、キー局に移籍し出世の先を越される。砂田のやり場のない怒りやいらだちのような鬱々した気持ちを中村倫也が淡々と演じる。
石原さとみは始終泣きわめく場面ばかりで、沙織里の心痛が痛いほどわかる。心ない中傷、悪ふざけがあり、つらい場面がずっと続く。
最後にほっとする一場面があるにはあるが、
ホンマ、つらい映画でした。