#何度も読んだ絵本 「あんじゅとずしおう」という絵本が我が家にあった。人買いから、母親と引き離されて、二人で山椒太夫の元に働かされる。二人で逃げるが姉のあんじゅは弟のずしおうを庇い殺される。お寺の和尚さまに助けられ、立派に成人する。あるとき、あんじゅあいたや、ずしおうあいたやと歌う盲目の老婆を見かける。それが自分の母親だったという話。そのはなし、「安寿と厨子王」、森鴎外の「山椒太夫」と後年知るのだが、とにかくこわかったのは覚えてる。とにかく、何か悪さをすると決まって夜は聞かされた。 プリンスえほん あんじゅとずしおう コーヨー出版 光洋出版 発行年度不明 昭和レトロ絵本当時物Amazon(アマゾン)