頼母子(講) | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

踊る!さんま御殿!!

#TVer

https://tver.jp/episodes/ep81pvugbp 


 



「踊るさんま御殿」を見ていたら、無尽(講)のはなしを元フジテレビアナウンサーの富永美樹がしていた。山梨ではまだ無尽をしているそうなのだ。奄美大島出身の元ちとせは「模合(もあい)」と言っていた。奄美でもまだ風習が残っているらしい。


無尽は関西では頼母子(講)(たのもし)と言っていた。


落語の「寝床」(上方落語の素人浄瑠璃)では、旦那の義太夫(浄瑠璃)を断る理由に「無尽(頼母子)の初回がある」と言っているくだりがある。落語ファンでそのセリフを知ってる人も多いだろう。


何人かのグループで、いくばくかの金額を徴収し、集まった金の総額を順番に貰うシステムだ。昭和の30年代くらいまではまだあったそうで、母や祖母とかは頼母子に参加したり、頼まれたりした。そんな話していた。


お金を最後のメンバーが総額を貰うまで続けなければならず、自分がもらったあとは段々と払うのがアホらしなってくるとも言っていた。私に親は対して、頼母子を頼まれても、受けるなときつく言われた。もっとも私が自由に金を使える頃には頼母子はもう周りにはなかった。


今は食事会や旅行の積み立てに様子が変わっているようだ。久しぶりにそんな話を思い出した。