全仏での加藤未唯選手の事件が、まだまだ響いている。スポーツ仲裁裁判所へ私は訴えるべきだと思ってはいるのだが。大会条項に訴えないというのがあるようで。(詳しいことはしらない)
ヨーロッパの明らかにアジア系人種への差別だと思っている。もしセレーナ・ウイリアムスみたいなアフリカ系人種の選手だったなら、おそらくこれ程の執拗な抗議、厳罰はなかったのではなかったのではないだろうか。
解説の沢松奈生子が言ってたのが印象的で、日本人が海外で国際試合にでるということ、「世界で戦うということはこいうことなのだ。」と。
改めて、日本人の感覚とか美意識とか倫理観とか道徳観とか称賛はされても、世界には通用しないのだとも。
二昔も前の人だけど、ラグビーの選手で宿沢広朗というラグビー選手、ラグビー全日本監督をした人がいた。名選手であり、名指導者でもあったが、早逝された。彼の持論は「勝つことのみが善である」。負けていては正しいことを言っても意味がない。勝者が常に正しい。沢松奈生子と言っていることと共通している。
このことに対して前向きに考えるか、後ろ向きに考えるか、今後の彼女の活躍次第だし、活躍にも影響すると思う。