ミステリマガジンの最新号が発売されて、原尞の追悼号が発売されているかと思って買いに行った。
原尞が亡くなって間がなかったのか、次号の告知で次号が原尞の追悼号だった。しかしに今号で、目黒孝二が亡くなっていたのを知った。今年の1月だそうだ。
目黒孝二の名前を知っている人は少ないかと思う。椎名誠が編集長をしていた「本の雑誌」の発行人であり、別名北上次郎の名前で多くの書評を書いていた。
椎名誠が作家になる前に知り合い、目黒孝二が同人誌的に書評レポートを作って回していたのが「本の雑誌」の基となったと聞く。
20歳から、30半ばくらいまで、椎名誠が好きで一連の作品を読み漁っていた。
「哀愁の街に霧が降るのだ」は一時期バイブルだった。
今、アフィリエイトを貼ったら、新潮文庫でなく、小学舘文庫だったのに軽い驚きと、21045円の価格に軽い驚きがあるのだが、なんでそんなに高いねんな。
そういえば、先日ジュンク堂で沢辺ひとしの新刊も見かけたよ。
って去年の11月だったか。
改めて故人のご冥福をお祈り申し上げます。