「図書館リニューアル事業」などと称して県下の公立学校から11万冊を「廃棄」させた広島県教委。しかも事業を指導した赤木かん子という人物は、代わりに自著を含む購入リストを作成。貴重な知的財産を大量廃棄したというだけでも論外だが、利益相反行為に該当する可能性すらある。全く看過出来ない。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) 2023年2月23日
高校時代の恩師からこんなはなしを知ってるかとメッセンジャーが送られてきた。
赤木かん子女史、世間的には名前を知られてはいないが児童文学評論やミステリー評論では知る人ぞ知る有名な人物で、シンパやファンも多い。確か早川書房のアガサ・クリスティ文庫の一冊にも解説を書いている。
評論ばかりではなく、最近は図書館についてNPOなんかでいろいろやってはるなってことは知っていた。
一度ある人を通じて、以前赤木かん子女史と酒を飲んだことがある。
30年くらい前のことだ。場所は今はなき、天王寺の隠れ家バーだった桃陰。場所も覚えている。講演会だったか、トークショーで大阪に来られていた。イベントが終わっての打ち上げの席だった。
「児童文学のはなしばかりで、ミステリーのはなしも聴きたかった」と言うと、「もっと早く言ってよね。ネタもいっぱいあったのに」と言われた。
それ以降に女史の著作もちょいちょいと読んだし、児童文学から図書館に活動を広げられているのを知っていた。でも、お会いしたのはあとにも先にもあの一回だけだった。イベントに参加したのもあの一回だけだった。
メッセンジャーを読んで、そんなこともあったよなと今さらながら思い出していた。