もう一曲だけ、昭和の暗い歌シリーズを。
もともとは東京少年鑑別所、練馬にあったので練馬の鑑別所、通称ネリカンで歌われていた俗曲を作曲家の曽根幸明が補作詞、採譜したもので、さまざまな歌手が歌った。
一番有名なのは、藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」だろう。(作詞は石坂まさを)
他には園まり。
三上寛の「夢は夜ひらく」などなど。
以前、ラジオ大阪の番組「DMZ Deep Music Zone」でまるまる延々と「夢は夜ひらく」をかけるという特集があった。
藤圭子、ご存知の通り、娘は宇多田ヒカルである。血は争えないものだなと感じた。15歳の早熟な少女だった宇多田ヒカルもデビュー25年、彼女も40歳だ。月日の過ぎるのは恐ろしい。なぜそんなに詳しく覚えているか、1998年宇多田ヒカルがデビューした年が母が亡くなった年だったから。閑話休題。
明日は昨日の「赤色エレジー」に戻して、全く関係ないながらも、関連した曲をお届けする。