
噺家徒然噺 南光
マニュアルどおりにデートしてみた 米紫
猿後家 南光
3か月ごとの動楽亭での新世界南光亭。今回は米紫さんが出演で、南光さん曰く、米紫さんの出演はもっと南光亭に来られた方に米紫さんを知ってもらいたいという趣旨なんだそうで。
普通なら、開口一番で若手の噺家さんが落語をするのだが、今回は今日開催される落語会がたくさんありすぎて思っていた若手が見つからなかったそうだ。
米紫さんクラスに座布団返しをさせるのは失礼にあたると、南光さん自ら見台の片付け、座布団返し、名ビラのめくりとされたがひょっとしたら何十年ぶりにされたのでは。
「噺家徒然噺」 南光
落語よりまくらのような世間話を聴きたいとのリクエストから、小三治師匠のまくらの話から、某師匠の武勇伝から、海外旅行の失敗談まで、えっ、ちょっと長いかな・・・気づいたら長丁場の45分の熱演でした。普通に大ネタしてもこれくらいの時間かかるかもです。
「マニュアルどおりにデートしてみた」 米紫
前に文鹿さんとの会でやったはったのは知ってました。今回初めて聴きました。南光さん、たってのリクエストで創作にしてみたけれど、高齢者の多い観客を見て、このネタは失敗だったかと落ち込む米紫さん。十分笑ってもらえたはず。でも、最初のデートでサイゼリアはありかも。
「猿後家」 南光
とても珍しい噺で、今はやる人が少ない。大しておもしろい噺ではない。南光さんもあまり好きな噺ではないと言うたはりました。普通なら奈良の旅行のはなしから猿沢の池が出て、御寮さんの怒りを買うのだが、今回は「四天王寺詣り」のように、四天王寺の風景と「不如帰」の覗きからくりの口上を交えたオリジナルでした。
次回は10月27日の木曜日と告知だけ出ていた。演目、出演者は未定なんだとか。
今回知ったのだが、いつも受け付けされている女性は、南光さんのマネージャーさんだそうで、いつも明るい感じの良い方だなと思ってます。