
源太 「天満の白狗」
文鹿 「胴乱の幸助」
たま「茶の湯」
文鹿 「茶の幸助」
たま「胴乱の湯」
土曜日の繁昌亭の朝席、たまさんと文鹿さんの会があるのを知って行ってきた。
二人して共通の好きなアーティスト「聖飢魔II」が流れるなか、異様な盛り上がり。お客は8割方入った異様な盛り上がりで。
まずは開口一番。源太くんの「天満の白狗」。
若手で一二を争ううまさじゃないかな。それにしてもこの噺流行ってますな。
文鹿さん、にらみをきかせて登場。まくらで、落語協会を脱会した話を説明。ついでに二葉さんの米朝事務所退所の話をすると、知らなかったお客さんから、悲鳴に似た驚きの「エー」とも「キャー」とも似た声が。私のときは何のリアクションもないのかと不満気。
「胴乱の幸助」は、実に凄みのある胴乱の幸助でした。
たまさん、「茶の湯」。文鹿さんから誤解されている話を理路整然と説明。文鹿さんがたまさんに突っ込まれないよう理論武装の準備をしたはなしが、最初からの方向性が間違っていると一蹴。
まくらの振りが長かったのか、利休饅頭やら茶会のくだりまでいかずに終了。
文鹿さん「茶の幸助」。三十石で京都に行ったことを後悔する胴乱の幸助、帰りに清水寺にお参りすると、茶店で油屋と茶店の親父が喧嘩しているのを見かけて仲裁に入る・・・
もし「はてなの茶碗」の茶碗が漏るのを発見が早かったらの仮定でなんともクロスオーバーなはなし。
たまさん、「胴乱の湯」。最初、自分の担当が、「茶の幸助」だと思いネタを考えて、数日前に、こっちだと気づいたんだとか。胴乱にあやしいものを入れて、闇取引するあやしい風呂屋の話。たまさん、お得意のはちゃめちゃなのはなんとも言えません。エリマキトカゲ、久しぶりに名前聞きましたわ。

