【追悼】水島新司 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

 


漫画家の水島新司が亡くなった。子どもの頃から、「男どアホウ甲子園」、「ドカベン」、「野球狂の詩」、「一球さん」、「球道くん」など野球漫画を読まない同世代はいなかったと思う。

一時期、ずっとマガジン、チャンピオン買っていた。チャンピオンは「ドカベン」、マガジンは「野球狂の詩」が連載していたから。どっちかと言うと、ドカベン山田太郎より、「野球狂の詩」の水原勇気の方が好きだった。

水島新司の漫画が好きだった理由はまず、巨人の選手ではなく、巨人以外の選手だったこと。人間離れや現実離れの魔球が登場しないこと。
(あのドリームボールはフォーク握りのスクリューボールで、魔球というほどではない。) 現実のプロ野球選手が登場したこと。

水島新司の漫画のモデルに近いプロ野球選手むも登場、有名なのは元南海の香川が風貌からドカベンと呼ばれ(香川が南海に入ったものだから、山田太郎を南海に入団させるつもりができなくなった。南海の次のダイエーに岩鬼が入ることになる)。元阪神の中西は球道くんと呼ばれた。

昨日も、ドカベンのはなしで結構盛り上がった。かくいう私、「ドカベン」、「大甲子園」、「プロ野球編」、「スーパースターズ編」、「ドリームトーナメント編」、全巻読んでいる。(ドリームトーナメント編を読んでいる同年代はまずいないと思うが、読んでみなさい。ビックリするよ。剛球仮面や光の小次郎やら岩田鉄五郎や藤村甲子園やら、続々登場)

知ってる人いるかも知れないけど、ドカベンネタを。

里中とサチ子が結婚し、夏子は他の男性と結婚していたが、岩鬼と再婚する。山田は幼稚園の先生、木之内彩子と交際する。「電波少年」の松本明子が山田太郎の背中を洗う場面がある。

ご冥福をお祈りいたします。