
刑事の新田は久しぶりの年末年始の非番を楽しんでいたところ、年末のホテルの仮想パーティーに殺人犯が出席するというので、呼び出される。
向かった先は以前にも潜入捜査をした「ホテルコルテシア東京」。新田は再びフロント係に扮装し、コンシェルジュになった山岸とともに、一癖も二癖もあるホテル客に応対をしながら、事件解決を目指す。
前回、好評だった「マスカレード・ホテル」の続編。東野圭吾の原作だから、よっぽどのことがなければおもしろくないわけはない。
木村拓哉は何をやってもキムタクだから、まあそつなくこなしている。ビッチな役が多い長沢まさみも、ホテルの従業員がこれまた似合っている。さすが、「コンフィデンスマンJP」のダー子だ。
セットの組み方とか、俳優陣とか、演出とかの「フジテレビのドラマ」の臭さというのがいささか鼻につきますが。
さて、このシリーズ、前日譚の「マスカレード・イブ」があるのだが、さすがに映画化はしないでしょうね。フジテレビ、東宝さん?