「寒い国から帰って来たスパイ」で知られるイギリスの作家、ジョン・ル・カレが亡くなった。享年89才。
もう、時代的にはジョン・ル・カレやイアン・フレミングやフリーマントルみたいなスパイ小説はもう流行らない。
軍事衛星は飛び交い、ドローンは飛び交い、AI機器や顔認証システムがはびこり、PCはハッカーにハッキングされ、人間がスパイ活動する必要がなくなった。ジェームス・ボンドよりQみたいな技術者が現在のスパイかもしれない。
諜報する先も国家からテロ組織へ。(まあ、一部テロ国家はあるが・・・)
世界はもっと複雑になってきている。
今から、30年以上前、冷戦時代には冒険小説、スパイ小説は流行りだった。ご多分もれず読んでいた。
改めてご冥福をお祈りします。合掌。