動楽亭12月席9日 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。



りょうば 「鷺取り」
ひろば「尻餅」
あさ吉「稲荷俥」
南光「鴻池の犬」
歌之助「竹の水仙」
出丸「不動坊」

動楽亭の南光さんの出番が今日で、オフで時間が空いていたので行って来た。12月中は上方落語祭で大阪の寄席は、大阪府民は500円引きである。

今日はあまり聴かない珍しい咄のオンパレードだった。

りょうばさんの「鷺取り」、「商売根問」が元ネタで、お父さんの枝雀さん譲りの「鷺取り」でした。

ひろばさんの「尻餅」。大晦日の噺で、ほんまやる人が少なくて、先代の林家小染さんのしか聴いたことがない。誰から教えてもらわはたんやろ。

あさ吉さんの「稲荷俥」。これも米朝全集にはある噺だけど、他の咄家さんでは聴いたことはあまりない。

南光さんは「鴻池の犬」。最近はやる人はあんまりいない。

歌之助さんは「竹の水仙」。左甚五郎が出てくるネタは「鼠」もあるけど、こっちはネタ的には「抜け雀」に似ている。

出丸さんは「不動坊」。らくだみたいに死人が主人公で、冬の幽霊話だが、こちらは「除夜の雪」ではなく、やもめの結婚話。風呂屋のあたりの場面はちょっと「延陽伯」に似ている。


コロナ対策は検温、アルコール消毒液の用意や二席目と三席目の間、中入りの空気の入れ替えや座席の間隔をかなり空けたりかなり気をつけている。