ある大手電機メーカーの子会社、ぐうたら営業社員がパワハラで課長を訴える。まともに取り合わないと誰もが思っていたが、課長が更迭される。
その社員に敵意を向けたり、探ろうとすれば異動したり、更迭されたりする。新任課長はその社員、居眠り八角の過去を探り、今起きている事態に気づくことになる。
野村萬斎のいつもの飄々とした明るさがなく、じめじめした後味の悪さだけがのこる。池井戸潤のお得意の一発逆転があったものの、あのいつもの清々しさがないまま、終わってしまう。
七つの会議とはいったい何だろう?
最初の経営会議、パワハラの会議、役員会議、不正発覚の会議、聞き取り調査終了後の会議、御前会議、最後の聞き取りの会議だろうか?
それにしても後味が悪い・・・
星は★★★