ダニエル・クレイグの007シリーズ第4作。
一連のボンドの過去を描いたシリーズからの決着はこれで終了。
テロ実行犯を追いつめたボンドは犯罪組織スペクターの存在を知る。スペクターはボンドの所属するMI6のエージェントをも懐柔し、組織崩壊まで追い詰められる。スペクターのボスはボンドの過去に深く関わっていた人物だということにボンドは気づく。
前作の「スカイフォール」でも感じた現在の情報戦による諜報活動には、これからはQみたいなパソコンオタクがエージェントになるんじゃないかなあ。
冒頭のビルの崩落やヘリコプターでのアクシデント、クライマックスのビル爆破などは007というより、ダイ・ハードだなって感じ。
ダニエル・クレイグの007は嫌いじゃなかったけど、やっぱり男前じゃなければねえ、ジェームズ・ボンドは。