ちょうど二年前に小沢昭一の訃報を記事に書いた。そして、昨日、野坂昭如が亡くなった。
永六輔と小沢昭一と野坂昭如と「中年御三家」と呼ばれた。
野坂昭如と言えば、作家に関わらずいろいろなことに物議をかもし出した。
「四畳半襖の裏張り」裁判とか、新潟三区の立候補とか大島渚との殴り合いとか・・・
でも、やはり「火垂るの墓」を代表される戦争童話。ご本人の経験から戦争の一番の被害者は子どもだと論じていた。
あと、「おもちゃのチャチャチャ」や「伊東に行くならハトヤ~♪」が野坂昭如の作詞だとあらためて知った。
やはり、自分等の世代は、「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか~♪」かな。ソクラテスもプラトンもニーチェもサルトルもこの歌で知った。
やっぱり、小説とは関係なかったけど、多才な人だったのは間違いない。
確か、この人、飲尿療法やっていて、「飲んじゃうの⁉」と思ったことがある。最後まで関係なかったか?
あらためて、ご冥福をお祈りいたします。合掌。