本屋に久々に行くと、伊集院静の『いねむり先生』の文庫本がでていた。最近、珍しく何度も読み返している本。
あと、見かけたのは、高倉健の『あなたに褒められたくて』。この本も何度も買って、ボロボロに買い替えたり、人にあげたりもした。
読んでない本がたくさんあるにも関わらず、何度でも読み返す本がある。
ちょっと、5冊にしぼりこむのは無理なんで10冊選んだ。ただしベストテンにはあらず、順不同。ランクつけても、年々変わるし、入れ替わると思う。現時点の10冊。
⑩『どくとるマンボウ昆虫記』北杜夫 新潮社 (新潮文庫)
- どくとるマンボウ昆虫記 (新潮文庫)/北 杜夫
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おそらく、同世代で、北杜夫と星新一と筒井康隆を読んでない人はいないだろう…北杜夫はエスエフじゃないけど。
⑨『映画づくりの実際』新藤兼人著 岩波書店(岩波ジュニア新書)
残念ながら今は、絶版なのだ。すごく高校時代、ためになった。影響をうけた。
⑧『いねむり先生』伊集院静著 新潮社
- いねむり先生 (集英社文庫)/伊集院 静
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能條純一の劇画もいいけど活字で。
⑦『宮本武蔵』 吉川英治 新潮社
- 宮本武蔵(一) (新潮文庫)/吉川 英治
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最近、また買いなおした。読む年齢や感情によって視線が変わる本。
武蔵だったり、小次郎だったり、又八だったり、長い話だけど読んでおいて損はない。絶対人生観が変わる…
⑥『山頭火句集』種田山頭火 筑摩書房
- 山頭火句集 (ちくま文庫)/筑摩書房
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良さがわかる年齢に自分がなってきたんだと思うようになってきた。
⑤『中原中也詩集』中原中也 岩波書店
- 中原中也詩集 (岩波文庫)/岩波書店
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中也の詩集は、たくさん出版されているけど、大岡昇平選の岩波文庫で。
④『行きつけの店』山口瞳著 新潮社
- 行きつけの店 (新潮文庫)/新潮社
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山口瞳の作品を読み始めたのは実はこの本を読んでから。
③『あなたに褒められたくて』高倉健 集英社
- あなたに褒められたくて (集英社文庫)/集英社
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健さんの人柄がにじみ出ている本。
②『男の作法』 池波正太郎著 新潮社
- 男の作法 (新潮文庫)/新潮社
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鬼平や梅安、剣客のエッセンスがすべてここに…刺身を食べるときにわさびを醤油に溶かなくなったのはこの本を読んでから。
①『長いお別れ』レイモンド・チャンドラー 早川書房
- 長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))/早川書房
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当時は清水俊二さんの訳しかなかったのだ。村上訳もいいけど、これで慣れ親しんでいるからね。
もし、よかったら、あなたの何度でも読み返す本を教えてもらいたいと思う。
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