東直己の『探偵はバーにいる』(原作は『バーにかかってきた電話』)が映像化されたから、今度は原りょう(漢字が出ないんだな。これが)の『そして夜は甦る』が映像化されないかと考える。
直木賞を受賞した『私が殺した少女』の方が有名だが、こっちの方が好き。
勝手なキャストの想像だが、錦織のイメージが先にきまっていて、自分のイメージでは小林稔侍だ。
沢崎は誰がしたらいいだろう?実は佐藤浩市あたりがいいのではないかと思う。
じゃあ、渡辺は?小日向文世。気弱で逃げ回っている感じ。
海部は芸達者な香川照之だろう。
東京都知事襲撃事件とルボライターの失踪。記憶のない謎の男・・・ 新宿にある渡辺探偵事務所の沢崎が事件に巻き込まれる・・・
原りょうは寡作な作家で、『そして夜は甦る』『私が殺した少女』『さらば長き眠り』『愚かさ者死すべし』の4つの長編と短編集『天使たちの探偵』、エッセイの『ミステリーオーソ』しか出版していない。
またハヤカワのポケットミステリー、ポケミスを溺愛し、ポケミスがあるから、早川に原稿を持ち込み、処女作、『そして夜は甦る』の版組みをポケミス仕様にして欲しいと注文したほどだ。
面白いと思うのだが・・・ハヤカワさん、是非企画して欲しいと思う。
- そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))/原 りょう
- ¥756
- Amazon.co.jp
- 私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA)/原 りょう
- ¥777
- Amazon.co.jp
- さらば長き眠り (ハヤカワ文庫JA)/原 りょう
- ¥903
- Amazon.co.jp
- 愚か者死すべし (ハヤカワ文庫 JA ハ 4-7)/原 りょう
- ¥735
- Amazon.co.jp