- 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)/東 直己
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- バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)/東 直己
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「事件は会議室で、起きているんじゃない。現場で起きているんだ」
『踊る大捜査線』で、織田裕二扮する青島俊作の台詞だが、事件は東京だけでなく、日本各地に起きているはずだ。
アメリカでは、ヴィクはシカゴ。アルバート・サムソンはミネアポリス、スペンサーはボストンに住んでいる。残念ながら日本はミステリーも東京一局集中だ。
ご当地探偵という言葉があるかどうかわからない。東直己の作品に出る「俺」は北海道、札幌の歓楽街ススキノの便利屋だ。まさにご当地探偵の一人だろう。
東直己原作で、大泉洋、松田龍平出演で映画『探偵はバーにいる』が9月に公開されることになった。
ややこしいのは、『探偵はバーにいる』という作品は東直己の作品にあるが、映画の原作は『バーにかかってきた電話』なのだ。ああややこしい。
おそらくひっかかるだろうな。今のうちにお伝えしておく。