心配してSちゃんがメールをくれた。彼女の仕事が終わって少し飲んだ。
Tより、Sちゃんとの方がこんなときは話がしやすい。もう関係ないと言えば関係ない関係なのに・・・
Tは元気に暮らしていると言う。HちゃんとUMAはHちゃんがカレシと別れてからまたつるんでるらしい。
全てが昨日のことのようで、全てが遠い昔のようで・・・
何かしら、テレビゲームで、クリアして次のステージに入ったような、あるいはDVDを通しで見ているように、気付かずに次のトラックを見ているようなそんな気持ち。
何気ない平凡な変化のない毎日を過ごしているようで、人の気持ちは随分変わっていくんだな。
「人はいさ心は知らず故郷は花ぞ昔の香ににほひけり」(紀貫之)
歌の意味とは少し違うけれど、Sちゃんの変わらぬ優しさにこの歌がふと浮かんだ。
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