「木枯し紋次郎。上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれたと聞く。十歳のとき一家は村を捨て、やがて離散したと伝えられる。天涯孤独の紋次郎が、なぜ無宿渡世の世界に入ったか定かではない・・・」
芥川隆行のナレーションでお馴染みの、木枯し紋次郎は、映画監督の市川昆の独特の色合いの画像とカメラワーク、今までの時代劇を無視したリアリズム、ニヒリズムの中にかいま見るヒューマニズムが好評を博し、「あっしには関わりのねえこって」の台詞は一世を風靡した。
当時、無名の中村敦夫が演じる紋次郎が破れた合羽を繕うシーンがあった。やけにそのシーンがカッコよかったのを覚えている。
さて今夜は江口洋介のリメイク。やけに爽やかな紋次郎だ。
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