
久喜雄二は信州の大学で化学の准教授として働いてる。実家は旧家である。妻夕里子、母、祖父と暮らしている。あるときニューギニアで戦死した、祖父保の兄の貞市の日記が発見されたと報告を受ける。ほどなく墓の墓碑銘の貞市の名が削り取られているのを発見する。
貞市の日記には行軍の様子から、火喰鳥を食べる執念に変わる様子が綴れていた。日記を見た瞬間から、周りの様子が変わる。雄二の妻の弟の亮に貞市が乗り移ったかように「ヒクイドリヺクウ ビミナリ」と日記に記してしまう。
その日から、まわりに異変が起こり、保が失踪する。雄二の妻夕里子は大学時代の先輩で超常現象に詳しい北斗総一郎に連絡する・・・
ホラーなんかなんなのかよくわからん映画でした。普通は、こういう人は主人公を助けるいい役なんですけど、悪役にするとたちが悪いと。
パラレルワールドに久喜雄二と久喜弥英子が同時に存在するというのはどういうことなんでしょうか?
どーでもいいことだが、気になったこと。
戦中、カタカナ表記でも、旧仮名遣いの時代なので、
「ヒクイドリヺクウ」は「ヒクイドリヺクフ」が正しい。