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ドル円は107.055円近辺で推移しています。
実線は5月11日に一時107.780円まで上昇しましたが、その後は上値の重い展開が続いています。
上値は一目均衡表の雲上限や45日EMAが抵抗として機能するカタチとなり、再び25日EMAを下抜けています。下値では5日EMAや10日EMAがサポート役として意識されそうです。
ボトムサイクルは本日で6本目を形成しており、平均ボトムサイクルが25本ですので、日柄はまだまだ浅いと言えます。
この場合、上下どちらにも変動する可能性がありますが、ここで注目しているのが週足のサイクルです。
週足のサイクルは3月の安値101.170円から形成しており、今週で10本目を形成しています。今回のサイクルで最も高い値位置は3月27日週に示現した111.725円ですが、その後、大きく値を崩していることから、111.725円が今回のサイクルのトップになる可能性が高いと考えています。
つまり、日足分析に戻って考えた場合、下方向へのバイアスが強いと考えています。
仮に5日EMAや10日EMAを終値ベースで下抜ける場合は下値を試す展開が高まると考えています。
