■ユーロドル
先週末の6月7日に1.1347ドルの高値を示現した相場は今週、この高値を上抜けることができず、次第に売りの勢力が強まっていきました。
12日の相場から3連続で陰線を形成し、実線は75日EMA、25日EMAを難なく下抜けました。これにより、6月7日高値がボトムサイクルのトップとなり、下降波動形成の時間帯に突入しています。
6月12日に点灯した売りサインは継続。目先は引き続き下値を試す展開が想定されます。
ボトムサイクルは34日目。
節目は1.1287ドル。
■米ドル円
実線は6月5日に107.81円の安値を示現した後、底固めの様相となり、ボトム形成から新しいサイクルを形成し始めています。
ボトム形成後、狭いレンジ内での取引が続いており、方向感が定まらない状態ですが、買いサインを点灯していることで目先は上昇波継続を暗示しています。上値は前回の自律反発で上値を抑えられた25日EMA(109円台前半)を上抜けることができるか注目されます。
ボトムサイクルは8日目。
節目は108.47円。
■ユーロ円
実線は一時25日EMAを上抜けて6月11日に123.16円まで上h送する場面もありましたが、その後は再び売り優勢の展開となり、25日EMAを下抜け、さらに12日には売りサインを点灯したことで11日の高値がボトムサイクルのトップと断定、下降波を形成する展開となっています。
現行、独自インジケータのGOLDEN LEGENDはすべてのスケールにおいて売りサインを点灯していることから来週は引き続き下値を試す可能性が高まっています。
ボトムサイクルは9日目。
節目は122.15円。
■ポンド円
実線は5月3日に前回のボトムサイクルのトップを形成後、下降波動を継続し、6月4日のボトムまで下げが続きました。この間の値幅は8.47円です。5月6日に売りサインを点灯し、6月5日の売りサイン消滅までの期間が長かったことで大きな利確となりました。
その後6月5日に買いサインを点灯しましたが、12日に消滅し小幅利確、現行は12日に途転売りサインを点灯。
実線は4日のボトム136.55円を試す展開となっており、今回のボトムサイクルのトップが11日の高値であるならば、ここから長い下降波のラリーを演じる可能性もありそうです。
ボトムサイクルは8日目。
節目は137.28円。
■豪ドル
実線は5月17日の安値でボトムを示現した後、上昇波の時間帯は短く、5月31日の下落で17日の安値を下抜けたことで終了。10日に売りサインを点灯し、その流れは継続しています。今後の展開としては2016年の安値水準にあることでどこまで下値を試すかが注目されます。日柄を意識してボトムを探る展開です。
ボトムサイクルは20日目。
節目は75.03円。
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