EMA編 資産運用のためのテクニカル分析 | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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今回は、私がお客様と共有している「資産運用のためのテクニカル分析」の中からEMA編の戦術を公開します。

実線とEMAの分析
EMAのパラメータは、「25本(短期線)、75本(中期線)、200本(長期線)」を活用し、各EMAの傾きと実線との位置関係で相場の方向性や抵抗帯/支持帯を確認する。
※EMAとは指数平滑移動平均線の意で英語表記(Exponential Moving Average)の略。

◆指数平滑移動平均線(EMA)の計算式
EMA = 当日の株価×2÷(N+1)+ 前日のEMA×(N+1-2)÷(N+1)
※Nは計算期間の日数

EMAの算出ポイントは、当日の価格を2倍して計算していること。
一番直近の価格を重視し、日付の古い価格ほど重みを小さくすることで相場の動きに早く反応できるようにしている。

◆トレンドの確認
・上昇トレンドのときのEMA
実線が一番上に描画され、上から「短期線→長期線」の順に描画される。

<上から順に描画>
実線 → 25本EMA → 75本EMA → 200本EMA

・下降トレンドのときのEMA
実線が一番下に描画され、下から「短期線→長期線」の順に描画される。

<下から順に描画>
実線 → 25本EMA → 75本EMA → 200本EMA


◆パーフェクトオ ーダーを活用した
エントリー
パーフェクトオー ダーとは、短期・中期・長期の3本 の移動平均線の全ての傾きが同じ方向に一致した状態のことです。
パーフェクトオーダーになった瞬間がエントリーポイント。
※但し、エントリーするタイミングやルールがある為、ただ単にエントリーサインとはならないことに注意が必要。

簡単ですが以上が実線とEMAの分析です。


基本分析で活用するテクニカル指標には以下があり、戦術をお客様と共有して共に戦っています。

・実線とEMAの分析
・実線と一目均衡表の先行スパン雲の分析
・RSI分析
・実線とRSIの分析
・タイムサイクル分析
・ローソク足の形状分析
・ローソク足の組み合わせ分析
・一目均衡表の値幅分析論
・フィボナッチ・リトレースメント分析
・酒田五法(三山、三川、三兵、三法、三空)
・プライスアクション