チャートは東京金の日足です。
現状分析と戦術を簡単に。
東京金相場は上値を試す展開に一時4666円まで上昇、夜間立ち合いの終値は前日比20円高の4652円。
実線は5月29日の安値4487円がタイムサイクルのボトムとなり、上昇波動を形成した。
下値は200日MAがサポートとなり、急激な上昇に75日MAや25日MAを難なく上抜け、前回ボトムサイクルのトップとなる4月11日の高値4662円を昨晩の相場で達成。
ボトムサイクルの日柄は現在9日目を形成。
今年2月20日トップ形成で上昇トレンドから下降トレンドにシフトした相場は4月11日トップを達成したことでトレンドレスを証左。
今回上昇を続けたサインの一つにマルで囲んだローソク足がある。
75日MAを上抜けたあと、長い上ヒゲ陰線を形成しているローソク足がある。
これは通常トップ形成の第一確認のサインとなり、次の足で方向性を確認することができるが、今回は次の足が長い上ヒゲの中で引けたことが上昇波動の強さを示唆した。
つまり、6月6日に示現した長い上ヒゲでトップを形成するというサインを否定したことになる。
今後の展開だが、4月11日の高値ラインを終値ベースで上抜けるともう一段の上昇が見えてくる。
その場合のターゲットは2月20日高値から5月29日安値までの61.8%戻しポイントとなる4673円。このラインを上抜ける場合は100%戻しも視野に入ってくる。
ここで重要なトレード戦術としては、「相場の流れに逆らわない」である。
買い玉の利食いは4月11日高値ラインを節目として、直近3日間の終値を下回るポイントが妥当。
そして、売り参戦は上昇が止まったことを確認してからのエントリーとなる。
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