日経225 パウエル氏の発言による上昇は自律反発 | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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日経225は、前日比44円高の20824円近辺で推移しています。
昨晩、FRBのパウエル氏が「利下げが近く必要になる可能性がある」と発言したことで、NYダウが反発し、日経225も連れ高となりました。

現状、自律反発の域は脱しておらず、ボトムサイクルの観点から考察しても、一時的な上昇と言えます。
週末の米雇用統計までとりあえずは材料を織り込んだカタチですね。

今回の上昇余地は、5月20日高値と6月3日安値の値幅の38.2%を既に達成していることから、上昇ターゲットは50%戻しとなる20924円や3月25日の安値が強い抵抗ラインとして意識される可能性が高まります。
ボトムサイクルでは13日〜20日程度の日柄が残っているため、現行水準から上は売られやすい展開が想定されます。また、再び売りが優勢になると直近安値の20337円を下抜けて心理的節目の20000円を試す展開が考えられます。